土潤溽暑

大暑(たいしょ)

もっとも暑い真夏のころのことです。
土用のうなぎ、風鈴、花火、夏休み。
現実の暑さはまだまだ続きますが
暦の上での夏は既に折り返しです。

土潤溽暑(つち うるおうて むしあつし)

むわっと熱気がまとわりつくような
蒸し暑い頃のことをいいます。

溽暑、て難しい漢字ですよね。
「じょくしょ」と読みますが
この2文字で蒸し暑い暑さのことを言うそうです。
じっとしていても脂汗が滲んでくるような…。

このところの気温上昇で聞くことが多くなった
炎暑とはまた違う暑さのこと。
京都の夏は溽暑そのものではないでしょうかしらん。

油照りという言葉がこの暑さに近いそうなのですが
サウナに入ったような空気の重たさ、
と言えばもっと解りやすいかもしれません。

そんな暑さでも涼しく過ごす工夫が京都には沢山あります。
ありますが、昨今の暑さでは空調に叶うものは
ないようです。

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穴子(あなご)
枝豆(えだまめ)

ビールに枝豆、が夏の定番でしょうか?
旬はまさに今です。
茹でるもよし、蒸すもよし、なのですが
焼くのもお勧めです。

そのまま頂いても美味しいですし
冷製ポタージュやすり流しにしても♪

でも、作っている間につまんで量が少なくなりそうですが…。

一首

道のべに清水流るる 柳陰 
しばしとてこそ 立ちどまりつれ

西行 (新古今262番)

清水が流れているほとりに柳の木陰がある。
そこでちょっと休んで一息つくつもりだったが、
あまりにも涼しくて時を過ごしてしまった。

水辺に木陰は「涼」を感じる最高の状況ですね。
どちらが欠けても成り立たないように感じます。

暦の上では今が暑さのピークとされていますが、
果たして今年の夏の暑さはいかに…。

 

あなたがあなたを導き
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お問合せは可能ですが、お返事は翌日火曜日となりますことご了承くださいませ。

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大暑 桐始結花

大暑(たいしょ)

もっとも暑い真夏のころのことです。
土用のうなぎ、風鈴、花火、夏休み。
現実の暑さはまだまだ続きますが
暦の上での夏は既に折り返しです。

桐始結花(きり はじめて はなをむすぶ)

桐の花が花を咲かせるころ。

桐の木は梢高く咲くことが殆どなので
目の前で見ることができるのは稀ですが
花が落ちていることで気がつくことが多いようです。

日本では女の子が生まれると桐を植えて、
結婚する際にはその桐で箪笥を作り
嫁入り道具にするという風習がありました。
それだけ成長が早いという証でもあります。

伝統的に神聖な木とされていて
天皇家の家紋などにも使われています。

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雲丹(ウニ)
胡瓜(キュウリ)

ウニの旬は夏なのだそうです。

日本で食べているウニはオレンジ色の
エゾバフンウニと少し白っぽい身のキタムラサキウニが
殆どなのだとか。

寿司ネタにしても刺身にしても
文句なしの美味しさですよね。

イギリスに留学しているとき、
ボイルしたものではなく
生ウニが食べたくて食べたくて
お寿司の夢を何度もみたのはナイショです。

一首

照りくらし土さへ裂くる 夏の日の
梢ゆるがぬ 水無月の空

伏見院 伏見院御集・夏歌

かんかん照りが1日中続いて、
ひどい乾燥のために土さえひび割れている。
風がまったくないから木の梢も動かない。
そんな猛暑の水無月の空。

新暦の水無月は終わりましたが
旧暦ではまだ水無月。
梅雨明けもしてまさにこんな暑さが始まりました。

関西は例年よりも降雨量が少なめだったとのことで
水不足も懸念されます。

暑いとか寒いとか
人間の歴史の中でシンドイと思うことは
やはり変わりがないのですね、

 

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小暑 鷹乃学習

書いたつもりでいてすっかり忘れていた
4日遅れの七十二候です。
明日には節が変わりますが…(汗)

小暑(しょうしょ)

小暑とは、梅雨が明けて本格的に「夏」になるころのころ。
日は短くなりますが、暑さはこれから。
この「小暑」から「立秋」になるまでが
「暑中お見舞い」の時期でもあります。

鷹乃学習(たか すなわち わざをならう)

タカの幼鳥が飛び立ち
獲物を捕ることを覚える時期というのですが、
私を始め動物園でしか見たことがない方が
殆どではないでしょうか?

鷹は意外と人に慣れやすく
野に逃げ帰ることも少ないために
鷹狩りなどに使う為に
日本においても鷹司により昔から飼われてきました。

日本には22種類の鷹がいて
31都道府県に渡り繁殖情報が
確認されているとのこと。
意外と身近な野鳥でもありますね。

個人的には鷹匠カッコイイ!
と心底思っております。

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虎魚(オコゼ)
鰻(ウナギ)

ただいま夏の土用まっただなか。
「土用丑の日、鰻の日」
というキャッチフレーズを作ったのは
かの平賀源内さんだと言われていますね(笑)

ビタミンAやDが豊富で一串に
3日分のビタミンAが詰めこまれているとか。
あの万葉集にも
「夏やせには鰻」
と歌われているほど精がつく魚と
知られています。

ところが、本当の旬は晩秋から初冬だったりするのです…(笑)

一首

石麻呂に 吾れもの申す 夏痩せに
よしといふものぞ 鰻とり食せ

大伴家持  巻16‐3853

なぁ、石磨呂くん、夏やせには鰻が良いと聞くから
取って食べなさいよ。

鰻のお話が出たところで
万葉集の鰻の一首にしました。

石磨呂さんという方に
「鰻食べたらどうよ?」
と勧めている歌ですね。

この石磨呂さん、そうとうへばっていて
見るに見かねて家持がアドヴァイスしたのでしょう。

それにしてもこの頃どうやっていただいているのか
調理法を知りたいですね〜。
ぶつ切りにして焼いたか、煮たか…。
うぅ〜ん。

 

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小暑 蓮始開

2日遅れの七十二候です

小暑(しょうしょ)

小暑とは、梅雨が明けて本格的に「夏」になるころのころ。
日は短くなりますが、暑さはこれから。
この「小暑」から「立秋」になるまでが
「暑中お見舞い」の時期でもあります。

蓮始開(はす はじめて ひらく)

蓮の花が開き始める時候をいいます。
すでに京都の寺院でもあちらこちらで
蓮の花便りが聞こえてきます。

蓮の花は、夜明けと共に水を弾きながら
優雅な花を咲かせますが、4日目には散ってしまいます。
泥を俗世に見立てて、
俗世にあって俗世にまみれず、
清らかに気高く美しい花を咲かせることから、
古代の人は、極楽浄土をこの花に見いだしたのでしょう。

本当かどうか解りませんが、
蓮の花の中には、何千年もの間泥に眠り続けている
種子があるといいます。
それがあるとき、ふいと水上に現れて花を咲かせることがあるのだとか。

にわかに信じがたい話しではありますが
1951年に発見された古代蓮の種子が
見事に花を咲かせていることからみても
あながち否定できませんね。

古代蓮のコロン、東大のオンラインショップで
購入可能です。
何とも言えない大らかな甘い香りですよ♪

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鰈(かれい)
玉蜀黍(とうもろこし)

最近のトウモロコシは本当に甘いですよね。
お砂糖に漬けたの!?と思うほどです。
焼きトウモロコシも美味しいですが
蒸しトウモロコシが個人的には1番好きです(笑)
スープにしても美味しいですし、
夏の味覚はまだまだ楽しめますね。

一首

夏草は 茂りにけりなたまぼこの
道行き人も 結ぶばかりに

藤原元真 新古今集3 188

夏草が、道を行く人が道しるべとして結べるほどに
覆い茂ってしまっているなぁ。

猫の額ほどの庭でもこの時期というのは
あっという間に草が覆い茂って
手を掛けないとジャングルと化する勢いです。

むやみやたらに覆い茂っているのと
手を掛けて自然の姿に見せているのとは違いますからね。
その辺り、古の人々も同じように感じていたのかもしれません。

 

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狭間 7月14日〜20日

日頃あまり意識して過ごすことは少ないのですが
春夏秋冬のどの季節でもない間というものがあります。
それが「土用」というもの。
そう、土用丑の日なんて言われる土用です。

どの季節でもない、というのは大変不思議な感じですが
このどれでもない「間」というものを大切にしてきたのが
日本なのではないかしら?と思います。

暫くはこの「土用」のような流れだと思います。
つまり移り変わるまっただ中で
白とも黒とも言えないようなグレィを漂うのかもしれません。

どちらともつかいないグレィだからこそ
ブレたり迷ったり戸惑ったりしやすい、
ということは少なからず起こり得ると思いますよ。

その中で何を感じ取るのか、
どのような体験をするのかは
皆さまそれぞれだとは思うのですけれど…。

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自分がどう生きて行くか

ということを問われ続けられている今、
ぼんやりとでも
「こう在りたい!」
と思えることがあるのであれば
なるべくそれを小さくても構わないので
形にしていくことが鍵だと思います。

その為に、過去を振り返らなくてはならないのであれば
それも必要な過程だと思います。
ただ、それでも眼差しは未来を見据えていてくださいね。

「自分の在り方」
と言うのは何も大げさな事を考えなくても良いのです。
「笑顔を絶やさず過ごす」とか
「1日1笑」とか
こんなことでも十分だと思います、
と言うかむしろ素敵です。

ただ、そう決めたのであれば
そうなるための努力は多少は必要で
行動もせねばなりません。

そしてその決意はお試しされることも
天からのお約束w
でも、乗り越えられますから大丈夫です♪

今週の吉方位:西南・北

 

こちらの1週間の流れおよび方位は
日本最古の占術と言われています「天津金木」で
導き出しております。
他の占術や気学などの方位とは一切関係がありません。
何卒ご了承くださいませ。

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3時点の自分を見つめる満月

明日、7月12日 20時52分 満月を迎えます。

*他サイトとの時間表記の誤差は
計算によるものと思われます。

月の満ち欠けが、この地球と私達に与える影響に関しては
下記にまとめてありますのでご参照ください。
>>>「月の影響 序」「月の影響 その1」「月の影響 その2
こちらに詳細を記載しておりますのでご参照くださいね。

 

月の始まりは「新月」なのですが
エネルギーとか気運としては
この満月が
「今年後半の折り返しの始まり」
といえるような感じが致します。

今年前半を振り返ってみても
様々な出来事があって
今までの社会では「良し」とされていたり
「当たり前」と受け止めてきたことが
「今までのソレは一体…?」
と思えるくらいに形を変え崩れたりしたりという
体験をしたかたもいらっしゃるかもしれません。

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今までの自分に対して
「それでいいの?」
という問いかけられる出来事も
同様に起きた方もいらっしゃるでしょう。

自分自身に戻るための殻を打ち破るような、
今まで慣れ親しんだものがガラガラと崩れ去り
嬉しかったものが一気に鬱陶しくなるような
そんな変容の種のようなものは
多分、もっともっと前に植え付けられていたのだと思います。

自分らしい在り方を求める日々というのは
これからどんどん加速しながら続きます。

加速していく中で
「今まで」
「今」
「これから」
これら3時点の自分を見つめて
どうやって進んでいくのかを
考えることになるでしょう。

新しい生き方は突然始まる訳ではありません。
じんわりじんわりと夜明けの空のように光輝きながら
一歩一歩階段を昇るように
始まっていくのだと思います。

素敵な満月をお迎えください。

 

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小暑 温風至

2日遅れの七十二候です

小暑(しょうしょ)

小暑とは、梅雨が明けて本格的に「夏」になるころのころ。
日は短くなりますが、暑さはこれから。
この「小暑」から「立秋」になるまでが
「暑中お見舞い」の時期でもあります。

温風至(あつかぜ いたる)

あつかぜいたる、と読みます。
「熱風」ではなく「温風」という漢字を使うあたりが
日本の微妙な季節の移り変わりを表しているように思います。

京都ではものの見事にこの暦の日より
蒸し暑くなりました。

乾いた砂漠の風などとはまた違った
湿度の高い風ですから「熱」より「温」の漢字を
当てはめているのは納得せざるを得ませんw

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こち
獅子唐辛子

夏を代表するのが「こち」
高級魚です。
とても上品で甘味がある白身で
握りで頂いても美味しいのだとか。
そしてこの時期らしいな、と思うお話が
必ず夫婦一緒にいるお魚だそうで、
オスかメスかどちらかが釣れると
もう一匹も釣れるのだとか。
手に入るのであれば七夕の献立にも良いかも知れませんね。

一首

くるるかと 見れば明けぬる夏の夜を
あかずとや鳴く 山郭公

壬生忠岑 古今集3 157

暮れたかと思うとすぐに夏の夜は明けてしまう。
ホトトギスも物足りないと思って鳴いているのかな?

キミと一緒に過ごす夏の夜はあっという間に過ぎていくね。
ということ…なのかしらん?
と解釈しておりますが。
本当に夏の夜は心地好くて、お散歩なども大好きです。
最近は物騒ななのでそれも滅多に出来なくなってしまいました。

夏休みやヴァケーションの夜の楽しくてあっという間の短さも
他には代え難いものでもありますね。

 

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夏至 半夏生

夏至(げし)

一年でもっとも日が長く夜が短い頃のこと。
これから夏の盛りへと、暑さが日に日に増していきます。
シェイクスピアの戯曲「真夏の夜の夢」はこのころのお話。

近ごろでは夏至と冬至の夜に
ろうそくの灯で夜を過ごすイベントが
行われる様になってきました。

私達が普段目にしているロウソクは石油素材ですが
日本の和ろうそくは櫨の実や米ぬかなどの
天然植物からのロウで出来ているので
イヤな匂いがしません。

電気を消して天然の火を灯しながら
夏至の夜を過ごしてみてはいかがですか?

炎の揺らぎはきっと時間の流れを超越してくれるでしょう。

半夏生(はんげ しょうず)

「はんげ しょうず」と読みます。
半夏と呼ばれるカラスビシャクが生える頃ともされていますが
かつて古の暦では夏至より11日目とされていたようです。
今現在では現代的な決め方をされていますが(笑)
カラスビシャクの別名がハンゲとされていますが、
今、割と目にすることが出来る半夏生という植物とは
別のようですね。

農耕においてはこの頃までに農作業を終えておく目安とされます。
なぜならばこの時期には「半夏雨(はんげあめ)」という
大雨が降るとされているからです。

半夏生から5日間は「ハンゲ」という妖怪がうろつくために
農作業もお休みせねばならない、などという言い伝えもあるようです。

6月30日、夏越の祓の際にいただく水無月、
半夏生の際に頂く蛸
そして七夕の素麺

行事食のオンパレードは続きます(笑)

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鱧(はも)
オクラ

祇園祭は鱧祭とも言われている位に
この時期の京都は鱧無しではいられません。

本当に有り難いことに
スーパーの鮮魚コーナーでも
鱧が手に入るのは京都ならではです。

お料理屋さんにいって
ザクザクザクザクと言うリズミカルな骨切りの音を聞くのも
また夏の醍醐味でもあります。

一首

夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを
雲のいづこに 月宿るらむ

清原深養父 (古今集 166)

まだまだ宵だなあと思っていたら、夏の夜は短いのでもう明けてしまった。
月もいったい雲のどこのあたりに宿をとっていたのだろう。

イギリスの夏は本当にずっとずっと明るくて
夜10時でも明るくて
「私…寝ていいの?」
と思っていたくらいです。
あの日の長さにつられて遊んでいては
体力がもちませんもの(笑)

それほどでないにしても
まだ、日が長い今の季節では
夜の時間はあっという間。

長い日中の楽しさもあれば
短い夜の楽しさもありますね♪

 

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夏越の祓

来たる6月30日は主立った神社で
「夏越の祓(なごしのはらえ)」が執り行われます。

夏越の祓とは、茅の輪をくぐる事により、
今年度前半である半年間の汚れを祓い清め、
これから迎える後半の無病息災を祈願する神事です。

神社によっては、「人形(ひとがた)」と呼ばれる
紙に自分の名前と年齢を記し息を吹きかけて、
神社に持参か郵送することによって祓い浄めるところもあります。

茅の輪のくぐり方は

1:茅の輪の前で一礼します。
2:最初は、左にまわります。
3:茅の輪の前で一礼して、次は右にまわります。
4:茅の輪の前で一礼して、次は左にまわります。
5:最後に拝殿で一礼します。

その際に
1週目:「みな月のなごしの祓する人は千年の命のぶというなり」
2週目:「思う事みなつきとて麻の葉をきりにきりても祓いつるかな」
と、唱えるところもあります。
これは神社によりけり。

この茅の輪神事発祥の言い伝えは諸説ありますが
神代の昔に素戔嗚尊が旅行の途中、
一夜の宿を借りようとされました。
蘇民将来・巨旦将来の兄弟にお願い頼したところ、
弟の巨旦将来は、裕福であるにもかかわらず拒絶しました。
兄の蘇民将来は貧しい生活でしたが、
素戔嗚尊をお泊めして精一杯のもてなしをしました。

数年後、素戔嗚尊は再び蘇民将来の家を訪れて、
「天下に悪い病気が流行したときには、
茅萱で輪を作り腰に付けておけば災難をまぬがれるだろう」
と教えられました。

後に疫病が流行した際には素戔嗚尊の教えを守った
蘇民将来の一族だけは災難をまぬがれることが出来ました。

と、いうのが一般的です。

78e680ce715371a5f41c9137e8f3f98b貴船神社の茅の輪

とにかく、今年前半を祓いましょう!浄めましょう!
これからの後半に備えて
厄除招福、無病息災を祈りましょう!

そして「水無月」の御菓子を頂いて
幸せな気分にひたりましょう!

という1日であります。

良く考えて下さい。
換気扇の油汚れだって、
年末の大掃除で簡単にスッキリ出来ますか?
日頃のマメなお掃除こそが、
簡単にスッキリへの第一歩であることは
痛い程にご存じかと思います。

私達の罪穢れも全く同じです。
マメな祓いこそが、スッキリした日々への第一歩。

6月30日でなくてもこの週末には
茅の輪が掲げられている神社が殆どだと思います。
どうぞお時間がありましたら
左右左と無限大の文字を描くように
茅の輪をくぐられてください。
そしてスッキリとしたところで、
今年後半に挑みましょう!

 

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夏至 菖蒲華

2日遅れの七十二候です

夏至(げし)

一年でもっとも日が長く夜が短い頃のこと。
これから夏の盛りへと、暑さが日に日に増していきます。
シェイクスピアの戯曲「真夏の夜の夢」はこのころのお話。

近ごろでは夏至と冬至の夜に
ろうそくの灯で夜を過ごすイベントが
行われる様になってきました。

私達が普段目にしているロウソクは石油素材ですが
日本の和ろうそくは櫨の実や米ぬかなどの
天然植物からのロウで出来ているので
イヤな匂いがしません。

電気を消して天然の火を灯しながら
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菖蒲華(あやめ はな さく)

「あやめ」の花が咲くころのことを言います。
あやめが花開きだしたらそれは梅雨の訪れ。

稲作には水が必要となります。
雨を欲する農家の方々はあやめの開花を見て、
梅雨の到来を知ったといいます。

ところで、必ず話題になる
「アヤメ」と「しょうぶ」と「カキツバタ」の違いですが
「菖蒲」という字は「あやめ」とも「しょうぶ」とも読みますよね。
この辺りで既にややこしい(笑)

アヤメ、カキツバタ、ハナショウブの判別は、
1度解ると一目瞭然!と言われるのですが、
私など今でもなかなか見分けがつきません。

1番分りやすい区別方法は、
咲く場所で判別することだそうです。

アヤメ=山野の草地
ショウブ=水辺や湿地

あやめという和名は
葉が二列に並んでいる文目(あやめ)の意味からだとか。
また、花の外花被の基部に綾になった目をもつことから
名付けられたという説もあります。

いずれにしても、目に美しいこの花を楽しめるのも
この時季だからこそ、ですね。

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間八(カンパチ)
茗荷(みょうが)

カンパチの名前の由来ですが
前額部分に、背中からみると「八の字」形の模様があるから、
だとか。
鰤の仲間で、今でしたらなんと言ってもお刺身ですよね。
敢えて多めに買って漬けにして
翌日丼にしても美味しい〜♡

生物には要注意な季節でもありますが
ヒンヤリとしたお刺身が美味しい季節でもあります。

一首

夏の野の 茂みに咲ける 姫百合の
知らえぬ恋は 苦しきものそ

大伴坂上郎女 (万葉集 1500)

夏の野の茂みに咲いている姫百合が誰にも気づかれないように
あの方に気づかれていない私の恋は、苦しく切ないもの…。

カサブランカのような存在感がある
オニユリではなく「姫百合」というところが
ポイントですよね。

でも姫百合とはいえ、黙っていてもその香りは
想いと共にお相手に届いてしまうと思うのですが…。

 

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