立夏 蚯蚓出

すっかりUPした気になっていましたが
していませんでしたね…。
2日遅れの七十二候です。

立夏(りっか)

立夏とは夏の始まりの時季であることを言います。
最近は妙に暑い時もありますが
一年で1番過ごしやすい時ではないでしょうか。

端午の節供と重なることも多く
青く澄んだ空に鯉のぼりが泳ぐ姿が映えます。
…とはいえ、マンション生活が多い都会では
そのような光景も稀となってしまい
寂しい限りではありますが。

蚯蚓出(みみず いずる)

え〜…。言葉通り、蚯蚓が土から這い出てくるころ、
という時季でございます。
見た目から「うひぃ…(汗)」という感じですが
このミミズ達の役割は非常に偉大なものです。

みみずが土を食べることにより
土の中の有機物や微生物などが消化され
粒状の糞を排泄されます。
このことにより、土壌中の通気・保水・排水を高めてくれ、
土中の酸素量を増やしてくれます。
肥沃な土地とは、そんな土壌動物や微生物が
活発に働いている土のことを言うのだそうです。
一説によると、みみずのような生物が
土中に棲息していることが、
地球とそのほかの星とを分ける決定的な違いなのだとか。

土を弄っていて遭遇した際には
土を肥沃にしてくれる大事なお客様と思って
そっとしておいてあげてくださいね。

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いさき

苺はクリスマスケーキに使われることもあり
ハウスものが年末にたくさん出回ることもあり
いつが旬なのかご存じない方も多いようですが
旬と呼べるのは今です。

1日10粒食べれば1日のビタミンCを摂取できるとか。
洗ってからヘタを取らないと
ビタミンCが切り口から逃げてしまうので
気をつけてくださいね♪

そして意外なことに、苺は栽培上の分類は
野菜扱いなのだそうです。驚き。

一首

岩つつじ 折りもてぞ見る 
背子が着し 紅染めの色に似たれば

和泉式部 『後拾遺集150』

岩つつじのひと枝を折り取って見てみたの。
恋しいあなたが着ていた紅染めの色に似ていたから。

花の色が殿方のお召し物の色に似ていた、
というのはいにしえならではですね。
今ならなんでしょうか。

ちらりと見掛けたコートの後ろ姿が
あなたに似ていたわ。
なんて竹内まりやさん風な感じにでもなるのかしら?
それとも、一緒に出かけた時に
咲き誇っていた想い出となって
季節が巡る度に思い出されるのでしょうか。

 

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立夏 鼃始鳴

立夏(りっか)

立夏とは夏の始まりの時季であることを言います。
最近は妙に暑い時もありますが
一年で1番過ごしやすい時ではないでしょうか。

端午の節供と重なることも多く
青く澄んだ空に鯉のぼりが泳ぐ姿が映えます。
…とはいえ、マンション生活が多い都会では
そのような光景も稀となってしまい
寂しい限りではありますが。

鼃始鳴(かわず はじめて なく)

かわず、とはカエルのことを言います。
そろそろカエルが啼き始めるころを差します。
都会ではすっかり珍しくなりました。
ですが実家の猫の額ほどの狭い庭に、
狭小な池があるのですが、そんな僅かなところでも
時折カエルの鳴き声が聞こえます。
庭のどこかに住んでいるのですねぇ。

そうやって季節を告げてくれると思うと
カエル1匹、虫1匹、
例え苦手であったとしても
愛おしさを感じざるをえません。

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岩魚(いわな)
柏餅(かしわもち)

柏餅は素材ではないので、どうしようかと悩んだのですがw
季節のモノといえば、やはりこの時期ならではの
柏餅も大切なのではないかと思い…w

こしあん、みそ、と地方によっても様々ですが
柏で包んであるからこそのもの。

上生菓子の様にデザインではないところでの
季節というものもぜひ感じてみてくださいね♪

一首

袖の香は 花橘にかへりきぬ
面影みせよ うたたねの夢

藤原為子 『新千載集246』

懐かしい袖の香が橘の花の香りで思い出されてしまいました。
それならばうたた寝の時の夢でも構わないから
あの人の面影も見せてくれないかしら。

現代においては、嗅覚は脳と直結していることは
よくしられることとなりました。
なので、香りを嗅いでその想い出が
鮮明に思い出されることも不思議ではありません。
また逆に細かいことは思い出せなくても
香りだけは覚えている、ということも少なくありません。

それ故に単純に「よい香り」というのだけではなく
「自分の香り」を身に付けることが
とても重要なことなのかもしれませんね。

 

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穀雨 牡丹華

穀雨(こくう)

たくさんの穀物をうるおす春の雨がふるころのこと。
この季節の終わりには夏の始まりを告げる「八十八夜」が訪れます。
安定しない春の気候のように
この時期の雨は様々な雨の名前があります。

穀物を育む雨 … 瑞雨(ずいう)
草木を潤す雨 … 甘雨(かんう)
春の長雨 … 春霖(しゅんりん)
開花を促す雨 … 催花雨(さいかう)
菜の花が咲く頃の雨 … 菜種梅雨(なたねづゆ)
花が腐ってしまう程の長雨 … 卯の花腐し(うのはなくだし)

とにかく…百穀をうるおすための百通りの雨があります。
敢えて、私が言葉を造るのであれば
百穀をうるおす為の雨 … 百雨(ももう)

牡丹華(ぼたん はな さく)

牡丹(ぼたん)が大きな花を咲かせる時季。
牡丹は、中国では花の王と呼ばれていて
華やかさの象徴とされます。
別名も
「富貴草」「富貴花」「百花王」「花王」「花神」
「花中の王」「百花の王」「天香国色」
など華やかな呼び名が目立ちます。

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」

という美しい人を例える言葉がありますが
なぜ牡丹ではなく芍薬なのかと調べてみたところ
牡丹は枝分かれするので横に拡がり
立ち姿というよりも座っているようだということと
背丈も低めなので座るなどの低い姿勢で見た方が
美しいということ。

それに比べて芍薬は
すらりと伸びた茎の先端にぽんと美しい花をつけ
枝分かれすることもない為に
立っているようにみえるからとか。

いずれにしも、美しいものは美しいということw

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鮎魚女(あいなめ)
蕗(ふき)

関西では「アブラメ」とも言われているお魚が
アイナメです。
一説には鮎に姿が似ているからだとか??

先日頂いたときは天ぷらとして出てきました。
白身の淡泊なお魚なので色々なお料理に合いますよ。

一首

人知れず 思ふ心は深見草
花咲きてこそ 色にいでけれ

賀茂重保 千載和歌集

他の誰も知るわけではないけれど
あの人を思う私の心は深まるばかりで
とうとう牡丹の花が咲くように、
あの人への思いを抑えきれなくなってしまった。

ここの「深見草」というのも牡丹の別名です。
所詮、人間とは自分を隠し通すことなど
出来ないものだと思うのです。
特に恋の場合はね。

好きだからこそ覚悟の上で隠し通すのであれば
これはまたお話が別だと思いますが…。

 

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穀雨 霜止出苗

穀雨(こくう)

たくさんの穀物をうるおす春の雨がふるころのこと。
この季節の終わりには夏の始まりを告げる「八十八夜」が訪れます。
安定しない春の気候のように
この時期の雨は様々な雨の名前があります。

穀物を育む雨 … 瑞雨(ずいう)
草木を潤す雨 … 甘雨(かんう)
春の長雨 … 春霖(しゅんりん)
開花を促す雨 … 催花雨(さいかう)
菜の花が咲く頃の雨 … 菜種梅雨(なたねづゆ)
花が腐ってしまう程の長雨 … 卯の花腐し(うのはなくだし)

とにかく…百穀をうるおすための百通りの雨があります。
敢えて、私が言葉を造るのであれば
百穀をうるおす為の雨 … 百雨(ももう)

霜止出苗(しもやんで なえ いずる)

天候が不順で、気温の乱高下もそろそろ落ち着き
霜の覆いもこの頃になるとやっと取れ始めます。
苗代では稲がすくすく、あおあおと育ち
薄緑色の絨毯のように見えます。
田植えまでもう少し。
農家さんは忙しい準備期間でもあると思います。

街で暮らす私達の目にも、新緑が止まるようになってきました♪

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玉筋魚(いかなご)
いとより
槍烏賊(やりいか)

関西ではこの時期になると
「くぎ煮セット」が売り出される地方もある、いかなご。
稚魚をしらす干しや佃煮にして頂きます。
しらす、といっても色々で玉筋魚の他にも
カタクチイワシ
マイワシ
ウルメイワシ
などの稚魚の総称です。

今年も炊こうかしら(笑)

一首

かくとだに えやはいぶきの さしも草
さしも知らじな 燃ゆる思ひを

藤原実方朝臣 小倉百人一首51

これほど想いっているので
この想いを伝えることもままなりません。
伊吹山に芽吹くヨモギを燃やすように、
ジリジリと燃えるこの想いが
これほどのものとはさすがにご存じないでしょう。

片思いとはいつの時代でも、苦しい想いですね。

詞書には「女にはじめてつかはしける」とありますので、
これは実方が思いを寄せる相手にはじめて心を打ち明けた、
つまりラブレターとして使われたわけです。

実方は当時宮廷サロンを賑わせたモテ男クン。
このダンディに、「燃ゆる思ひを」なんて言われた女性は、
どれほど嬉しかったことでしょうか。

句の中の「さしも草」というのが蓬のことになります。
で、なんでジリジリ燃えるのん?
ということですが、薬草として使われていまして、
お灸の原料となる藻草でもあります。

燃え上がる様な炎ではないですが
お灸のようにジリジリと効いてくる想いの方が
案外深いかもしれませんね。
 

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穀雨 葭始生

穀雨(こくう)

たくさんの穀物をうるおす春の雨がふるころのこと。
この季節の終わりには夏の始まりを告げる「八十八夜」が訪れます。
安定しない春の気候のように
この時期の雨は様々な雨の名前があります。

穀物を育む雨 … 瑞雨(ずいう)
草木を潤す雨 … 甘雨(かんう)
春の長雨 … 春霖(しゅんりん)
開花を促す雨 … 催花雨(さいかう)
菜の花が咲く頃の雨 … 菜種梅雨(なたねづゆ)
花が腐ってしまう程の長雨 … 卯の花腐し(うのはなくだし)

とにかく…百穀をうるおすための百通りの雨があります。
敢えて、私が言葉を造るのであれば
百穀をうるおす為の雨 … 百雨(ももう)

葭始生(あし はじめて しょうず)

山野が緑一色に輝く時期が始まります。
京都の鴨川沿いでもいつのまにか様々な植物の新芽が。
そして水辺には葭の若芽も見られるでしょう。
葭は、蘆、葦、とも書きますし、
別の読み方では「ヨシ」とも詠みます。
葭の若芽は、まるでとがった牙の様に水面から伸びてきます。
その様子を「葦牙(あしかび)」と言います。
別の呼び名は「葦の角」「葦の錐(きり)」
葦は古来より、すだれや屋根、紙、楽器などに使われて
東西問わずに生活に密着した植物でした。

「人間は考える葦である」

というのは有名な言葉ですね。

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目張(メバル)
筍(タケノコ)
若布(わかめ)
竹類の地下茎から出る幼茎がタケノコです。
先端が地表に現れる頃に掘り出して頂きます。
今では殆どが孟宗竹のものらしいですが、
18世紀ごろまでは、真竹と淡竹のものだったとか。
とにかく堀りたてをゆがいて頂くのが絶品♪

若竹煮、タケノコご飯なども美味しいですが
オリーブオイルで炒めたり、フライなどにしても
意外と美味しいですよ♪

一首

岩沼は 下はふ芦の 根をしげみ
ひまなき恋を 君しるらめや

摂政左大臣 金葉集

岩沼は、底を這う葦の根がびっちりと隙間なく生えているため、
それが邪魔をして気づいていただけないのでしょうけど、
私が言わぬ間は 葦の根のように隙(ひま)なく思い続けている
この恋、あなたに知ってはもらえないでしょうね

「岩沼」と「言わぬ間」がいわゆる掛詞になっていますw。
葦の根に障害物と一途な恋心の二つの意味をもたせるなど、
テクニックを駆使して詠いあげる切ない思い。

殿方もあれやこれやと工夫せねば女性に思いを伝えられないのは
今も昔も同じことのようで…(笑)

でもね、確かに言わないと解らないものです。
気づいていてもそれが確信には変わらないから
結局うやむやになって終わってしまいます。
みっちり生えた葦など、切り開くか燃やすかして
お相手のところまで、ちゃんと気持ちは届けましょう!

 

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清明 虹始見

1日遅れの時候です。

清明(せいめい)

春の暖かな陽射しの中
天地万物が清らかで明るく輝いている様子を
表している言葉です。
中国では古くよりこの「清明節」の時期に
ご先祖様のお墓参りをする習慣がありました。
これは沖縄でも「シーミー」と言う
同様の習慣が残っています。

また、中国では「踏青(とうせい)」と言って
野に出て春の緑を満喫する行事があったのだとか。
一斉に芽吹く生命力を満喫できそうですね。

虹始見(にじ はじめて あらわる)

春が深くなると、段々と空気も潤ってきます、
雨上がりに虹を見ることが出来るのも
この時期から、という古の人達の経験からの言葉です。

激しい雨が止んだあと、まだ雨雲があるにも関わらず
天に虹があらわれるとうれしいですよね。
中国語では、虹を蛇や竜の一種と見なす風習が多く、
龍虹という地名もあります。
虹は蛇が空にアーチを架けてい…る??

この蛇(にじへび)にちなむ伝説は、
中国だけでなく、オーストラリアや北アメリカ、
西アフリカなどでも聞かれるそうです。

また川が曲がりくねっているのは
虹のヘビが川を作るからという伝説もあります。
「天竜川」という川の名は、そこから付けられたのだとか?

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トビウオ
桜エビ
メバル

塩焼きや煮付けが美味しいのがめばる♪
3月後半から5月が旬です。
唐揚げにする時、二度揚げすると骨まで頂けてしまいます。
かつては良く獲れていたそうなのですが
近頃はすっかり希少価値魚になってしまいました。
脂がのって美味しいですよ♪

あとは、桜エビ。
我が家から近いイタリアンのお店に貼られている
「季節限定・桜エビパスタ」
この張り紙にいつもグッときています(笑)

一首

むら雲の絶え間の空に 虹立ちて
時雨過ぎぬる をちの山の端

藤原定家 玉葉集

一面の雲の合間に虹が立っています
遠くの山の端の方は時雨が通り過ぎているのでしょうか

単純に雨上がりの風景を詠んだ歌に思えるのですけrど
山の端は、いったい現実の世界でしょうか?
常世なのかそれとも浄土なのか、
はたまた愛しい誰かが住む場所なのでしょうか?

そう考えると色々なことが想像できますよね。

虹の架け橋が繋いでくれた思いも
いったいどこに届くのでしょう。

皆さまの思いも大切な方の元に届きますように。
 

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清明 鴻雁北

清明(せいめい)

春の暖かな陽射しの中
天地万物が清らかで明るく輝いている様子を
表している言葉です。
中国では古くよりこの「清明節」の時期に
ご先祖様のお墓参りをする習慣がありました。
これは沖縄でも「シーミー」と言う
同様の習慣が残っています。

また、中国では「踏青(とうせい)」と言って
野に出て春の緑を満喫する行事があったのだとか。
一斉に芽吹く生命力を満喫できそうですね。

鴻雁北(こうがん きたへ かえる)

冬を過ごした雁が北国へと去って行きます。
ツバメと入れ替わり。
雁は「かり」とも読んだり「鴈」とも書いたりします。
季節の訪れと共にその姿を現す鳥として
入れ違いのように春にやってきて秋に去る燕と対をなして
暮らしの中で親しまれてきました。
群れをなして飛ぶ姿はしばしば見られますね。

薄曇りの空の下、厳しい旅をもろともせずに
海を渡っていきます。
そんな春の北国の曇り空を「鳥曇」(とりくもり)と
言うそうです。
群れが羽ばたく羽音は風が鳴っているようにも聞こえることから
鳥風とも呼ばれます。

環境や気候やめまぐるしいほどの変化の中、
また、無事に会えますように、と祈るばかりです。

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鰹(かつお)
タラの芽
ホタルイカ

身が青白く光るところから
命名されたのがホタルイカです。
旬は1月から5月。
大群が海面近くに現れて
光をともす姿が見られる名所が富山湾です。
春の産卵期になると岸に近づくのですが
新月の夜においては水面の高さが解らずに
波にさらわれてしまうこともあるそうで、
これを「身投げ」と呼び、春の風物詩にもなっているそうです。
沖漬け(しょうゆ漬け)が定番ですが
絶品の和風パスタは菜の花とのペペロンチーノ。

一首

聞く人ぞ 涙は落つる 帰る雁
鳴きてゆくなる あけぼのの空

藤原俊成 古今和歌集59

曙の空を鳴きながら北へ帰っていく雁
その声を聞く人のほうが涙をこぼしてしまうほどに
さみしいものですね。

もう、新学期がはじまり
新しい環境の元、数々の出会いがあることでしょう。

出会いがあれば別れがあることは
古の時代から同じだったようで
この歌も、春になって去って行く雁と
春に訪れた別れとを重ね、
寂しさのあまりついつい涙ぐんでしまった気持ちを
読んだものだと思います。

因みに、この藤原俊成さま。
私の招福師としての院号「俊成院」の由来となった方でもあります。
決して「としなり」と読んではいけません。
くりの丞先生が嘆きますから(笑)

 

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清明 玄鳥至

清明(せいめい)

春の暖かな陽射しの中
天地万物が清らかで明るく輝いている様子を
表している言葉です。
中国では古くよりこの「清明節」の時期に
ご先祖様のお墓参りをする習慣がありました。
これは沖縄でも「シーミー」と言う
同様の習慣が残っています。

また、中国では「踏青(とうせい)」と言って
野に出て春の緑を満喫する行事があったのだとか。
一斉に芽吹く生命力を満喫できそうですね。

玄鳥至(つばめ きたる)

海を渡ってツバメが南からやってくるころ。
去年と同じ巣に戻ってきてくれるかしら?と気にもなりますね。
ツバメが巣をかけるとその家に幸せが訪れる、という
言い伝えもあることですし♪
古の時代には、ツバメがどこから飛んでくるか解らず
「常世国」からやってくる、と言う伝説もあったからでしょうか。

ツバメの飛来は本格的な春と農耕シーズンの始まりを
象徴してもいます。

ツバメは
「玄鳥(げんちょう)」
「乙鳥(つばくら)」
「天女(つばくらめ)」
などとも呼ばれているそうです。

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栄螺(さざえ)
初鰹(はつがつお)
蕨(わらび)

国民的アイドル、サザエさんのフルネームを
全て漢字で書くと「鯸田栄螺」か「河豚田栄螺」
ごっついですね…。

ぷるぷるの食感が楽しいわらび餅の原料となる蕨は
春の到来を告げる代表的な山菜とされています。
日当たりのよい草原に自生して、葉が開く前の
くるっと丸まった若芽をいただきます。
あのぷるぷるは、根っこのデンプン。
密かに毒性があるので、重曹や灰を使って
しっかりと灰汁取りをすることが大事です。

一首

煙たち 燃ゆとも見えぬ 草の葉を
誰か藁火と 名付け初めけむ

真静法師(しんせいほうし)古今和歌集-453

けむりたち もゆともみえぬ くさのはを
たれかわらびと なづけそめけむ

煙が立って燃えているようにすら見えないこの草を
誰が 「わらび」と初めに名づけたのでしょうか。

なんでもない風景を詠んだような歌なのですが
ここに親父ギャグの原点とも言える
掛詞(かけことば)がギュッとつまっています。

まず「燃ゆ」ですが、草花が芽をだすことの
「萌ゆ」と掛けています。
「萌え~!」の「萌ゆ」ですね(笑)

そして「藁火」と「蕨」。
葉がくるっと丸まっている為、
一見、芽吹き(萌ゆ)とも思えない…

というWの掛詞。
これを詠んで古の方々は
「クスッ」と…。
いえ、もしかしたら「大爆笑」
だったのかもしれませんね。

結局、こういった事が、昔から大好きな民族なのですよ。
親父ギャグもある意味、日本の国土的DNAかもしれません(笑)

 

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春分 雷乃発声

1日遅れました。
昨日の時候になります♪

春分(しゅんぶん)

秋分と同じく、春と夜が同じ長さになります。
本格的な春が訪れますね♪
日増しに強くなる陽射しと共に桜の開花便りを聞く一年で一番心が躍る時期です。

春分の日を中日として、前後三日を含めた1週間が春の御彼岸です。
仏事が入る前の古来日本では農耕始の神事が行われていたそうで
仏事とは全く別の徳治の信仰行事も多いとか。

別れと出会い、生活環境の変化も多い時期でもありますね。

雷乃発声(かみなり すなわち こえをはっす)

桜も盛りが過ぎると冬の間はなりを潜めていた雷が再び遠くの空で鳴り始めます。
鳴神のお目覚めですね。

夏のものと違ってひと鳴り、ふた鳴りで止む短い雷の音。
特に初めてなる春雷を「初雷(はつらい)」
また冬ごもりしている虫たちを起こす「虫出しの雷」とも。

春の雷は寒冷前線の通過によって起こるもので
雹などの被害もあるときもあります。
時によっては雪も降る場合もあり、まだ浅い春ということを感じます。

とはいえ、古の人々は雷が稲をたわわに実らせると考えたのか
「稲妻」という言葉は「稲の夫(つま・伴侶の意味)が語源だそうですよ。

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真鯛
飯蛸(いいだこ)

生きている時でも20センチくらいしかなくて
煮てしまうと5センチ?くらいになってしまうイイダコ。
冬から春にかけての産卵期が旬です。
頭に卵をびっしりと蓄え、この卵が米粒のようなことから
「飯」の名前がつきました。
「酢漬けのらっきょう」を使って漁をするのも興味深いですね。

一首

伊香保嶺に 雷鳴りそね 我が上には
故はなけども 児らによりてそ

東歌・上野国歌 万葉集 巻14-3421

伊香保の嶺に轟く雷よ 今は鳴らないでくれ。
僕にはなんともないけれどかわいい恋人が怖がるからさ。

万葉集にある雷の歌は「春」とも「夏」とも季節が特定できません。
万葉の人々にとって雷は季節よりも
恋心との結びつきの方が強かったのかもしれませんね。

でも、よく読んでみると「僕にはなんともないんだけどね」
と、わざわざ歌の中ですら言うところに、
男性の強がりがちょっぴり垣間見えます。

「なぁ~に、強がってw」

と言う感じが見え見えだとしても

「そうね、あなたがいるから大丈夫ね♪」

と、伝えてあげたくなるような愛らしい歌です(笑)
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春分 桜始開

春分(しゅんぶん)

秋分と同じく、春と夜が同じ長さになります。
本格的な春が訪れますね♪
日増しに強くなる陽射しと共に桜の開花便りを聞く一年で一番心が躍る時期です。

春分の日を中日として、前後三日を含めた1週間が春の御彼岸です。
仏事が入る前の古来日本では農耕始の神事が行われていたそうで
仏事とは全く別の徳治の信仰行事も多いとか。

別れと出会い、生活環境の変化も多い時期でもありますね。

桜始開(さくら はじめて ひらく)

桜前線がひたすら北上し、日本中が首を長くして今か今かと
待ち焦がれた季節の到来です!
今年は少々早めの訪れとなりましたね。

ただひたすら桜が開花するのを待つ。
この1点に人々の気持ちが集まり、高揚し、お花見の席で弾ける…と(笑)

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さくらえび
アスパラガス
浅葱(あさつき)

アスパラガスは春から初夏が旬。
ヨーロッパでは紀元前から栽培されている植物です。
カリウムやマグネシウムの吸収をよくして
疲労回復を助けるアスパラギン酸が多く含まれています。

どこかヨーロッパの伝統窯で
アスパラガスを載せる為だけのお皿を見たことがあります。
マヨネーズに良く似たオランデーズソースや
ドイツぽく溶かしバターなんかも良いですね♪

一首

もろともに あはれと思へ 山桜
花よりほかに 知る人もなし

前大僧正行尊(66番) 『金葉集』

私があなたを切ないくらいに愛おしいと思うように、
あなたも私を同じように思っておくれ、山桜よ。
この山奥では桜の花の他に知り合いもおらず、
ただ独りなのだから。

ソメイヨシノが比較的新しい桜の品種であることを
聞いたことがある方も多いかと思います。
それ以前は桜といえば山桜のことでした。
山間にほんのりとポンと浮かぶ桜色のぼんぼりの様でもあります。

この歌は大僧正様が大峰(現在の奈良県吉野郡の大峰山)での修行中に
偶然山桜を見かけて詠んだ歌だそうです。
大峰山といえば、修験道の中でも大変厳しい行場であり
いまだ女人禁制の山でもあります。
厳しい修行の最中にふと目の前に現れた山桜。
それは行尊にとってどれほど心を慰めるものだったのかは計り知れません。

夜桜見物で風邪をひかないようにされてくださいね!京都のソメイヨシノは来週が見頃です♪

 

あなたがあなたを導き
私が私を導けますように

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