1日ずれての昨日の七十二候です。
小寒(しょうかん)
小寒とは、寒さが極まる少し手前のころのこと。
寒の入りを目前に、立春になる寒の明けまで約一ヶ月を
「寒の内」といい、もっとも寒い時期となります。
「小寒の氷、大寒に解く」という言葉もあるくらいで
小寒に貼った氷が大寒に解けるほど
小寒の方が寒いと感じるときも…。
ですが冷え切った夜半にふと見上げると
さえざえと輝く星が美しくもあります。
雉始鳴(きじ はじめて なく)
恋の時期が始まりました。
雄の雉が雌に恋して啼き始める頃の時候です。
都会では決して聞かれることはないと思うのですが
その鳴き声はとても甲高く
「ケーン、ケーン」と鋭く啼くそうで、
冬の寒い澄み切った空に響きます。
もし何かしらの機会があり、山に近い場所にお出かけの際は
朝方を中心に耳を澄ましてみると良いかもしれません。
旬
鮟鱇(あんこう)
蕪(かぶ)
春の七草の1つでもあるのが「蕪」
蕪という名前では出てこずに「すずな」という古名で
出てきます。
旬は秋から春。
春は柔らかみが増して
秋から冬には甘味が増すそうです。
お漬け物に、サラダに、炒め物に、
すり下ろしても美味しいし、
葉っぱはビタミンたっぷりですから
細かく刻んで炒ってふりかけに。
まるっと頂けるのも魅力ですね♪
一首
うかりける 人を初瀬の 山おろしよ
はげしかれとは 祈らぬものを
源俊頼朝臣 千載集 恋・707
つれないあの人が、私を想ってくれるようにと
初瀬の観音様にお祈りをしたのに…。
まさか初瀬の山おろしのように
より激しく冷淡になれ!とは祈らなかったのに…。
とにかくお相手が振り向いてくれないどころか
冷たくて仕方が無いので
思いが通じるように観音様にお詣りにしたら
通じるどころか更に冷たくなってしまった…。
という非常にザンネンな歌ですね。
観音様は「あなたにその人は見合いませんよ。」という
お知らせをして下さっているのかもしれませんが
そうは納得しないのが恋心でもあると思います。
山では雉の雄もこんな気持ちを抱きながら
啼くのかもしれませんね。
あなたがあなたを導き
私が私を導けますように
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