処暑 天地始粛

随分と遅れてしまいました。
8月23日の七十二候です。

処暑(しょしょ)

暑さが少し和らぐころのことを言います。
朝の風、夜の虫の声、見上げた空の雲、
そこかしこに秋の気配が感じられ始めます。
暦通り、本日の京都は少し暑さが和らぎました。

天地始粛(てんち はじめて さむし)

ようやく暑さが収まりはじめる時季。
燃えるような暑さの夏の「氣」が落ち着き
万物が改まる時期とされています。

偶然にも京都ではこの日からぐんと気温がさがりました。
このまま本格的に秋に突入することはないと思うのですが
こうドンピシャで気候が変わると
異常気象への進捗はそうでもないのでは?
と思える時でもあります。

本格的衣替えはまだ先ですが
着物は9月1日から夏物から単衣に変わります。
お洋服も真夏のものから
秋色夏素材に少しずつ移行させないとなりませんね。

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ぐち
ぶどう

私は半身浴で20分以上は湯船に浸かっているので
今はまだお風呂上がりは暑くてなりません。
そんな今時期は葡萄が最高のデザートになります。

良く洗ってから一粒ずつはずして
ファスナー付きの冷凍バッグにいれて冷凍庫へ。

凍った数粒を、お風呂に入る前に取り出しておくと
出る頃にはちょうど良くシャーベット状に♪
皮もつるん♪と取れて食べやすいのです。

ぜひぜひお試しくださいね^^

一首

あはれ昔 いかなる野辺の 草葉より
かかる秋風 ふきはじめけむ

後鳥羽上皇 風雅集502番

秋風がそよいで草葉がゆれると、
ふとなぜか懐かしい思いが胸をよぎる。
なぜこんな気持ちにかられるのか
自分でもわからないのだけれど…。

「物思いの秋」とも言われるように
少しひんやりとした風によって
気持ちがセンチメンタルになるのも
今も昔も変わりがないようです。

 

あなたがあなたを導き
私が私を導けますように

 

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処暑 綿柎開

処暑(しょしょ)

暑さが少し和らぐころのことを言います。
朝の風、夜の虫の声、見上げた空の雲、
そこかしこに秋の気配が感じられ始めます。
暦通り、本日の京都は少し暑さが和らぎました。

綿柎開(わたの はなしべ ひらく)

綿の実を包む萼(がく)が開ころの時候です。
柎(はなしべ)が萼のことなのですね。

これから、綿の果実は晩秋に向けて成熟していって、
白棉を付けた見慣れた種子となります。
綿の花も実(コットンボールと呼ばれる「朔(さく)」)も、とてもきれいですが
実際に目にしたことがないのが、都会暮らしの
悲しい寂しいことでもあります。

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すだち
カサゴ

すだち大好き!
焼き魚にも鍋物にも欠かせませんね。
1番好きなのは、輪切りにして
おうどんにや素麺に乗せて頂く
すだち麺。
冷たい麺にも涼しげですが、暖かい麺にも合います♪
すだちで自家製ポン酢も作れますよ♪

一首

秋風の 吹くる宵はきりぎりす 
草の根ごとに 声乱れけり

紀貫之 後撰集257番

昨晩、眠りにつく前に
まさか虫の声ではなかろう…と
思ったのですが、微かに聞こえてきたのは
間違いなく虫の声でした。

暑い暑いと言っていられるのも
もう少しかもしれませんね。

 

あなたがあなたを導き
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立秋 蒙霧升降

1日遅れの七十二候です。

立秋(りっしゅう)

秋の気配が初めて感じられる頃のこと。
まだまだ暑い盛りではありますが
ふとした時に感じる秋が現れてきます。
立秋以降は夏の暑さも「残暑」となります。

蒙霧升降(ふかき きり まとう)

のうむ しょうこうす
と、読んでいる場合もあるようです。

立秋ももう末候です。
あとはどんどんと秋が深まって行くばかり。
「蒙霧」とは、もうもうと立ちこめる濃い霧を言うのだそうです。
そして物理的には同じ現象ですが、霞と霧は同じだそうで
春は霞で、秋は霧といいます。
春の霞は暖かみがあり濡れても気にならなさそうですが
秋の霧は冷たくてすぐに風邪を引いてしまいそうです。

初秋の頃、高原で過ごしていると
霧が立ちこめる音がするような錯覚をすることがあります。
その瞬間は森羅万象の脅威のようなものを
感じる時でもあります。

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真蛸(まだこ)
新生姜(しんしょうが)

江戸時代には旧暦の八月一日(八朔)を
生姜節句として神社で市が開かれていたそうです。
新生姜は辛みが強くなくて
すっきりした香りが良いですよね。
冷房で冷えがちなこの季節も
強い味方ですから、積極的に頂きたいものです。

一首

秋きぬと 目にはさやかに見えねども 
風の音にぞ 驚かれぬる

藤原敏行 古今集169番

秋が来たとはっきりと判るわけではないけれど、
これまでとは違う風の音に
もう秋が来たと感じずにはいられない。

立秋の日に詠まれた歌です。
思い起こしていただきたいのですが
立秋のその日てまだまだ暑いですよね。
それでも風の音が、雲の高さが…と詠んだのは
歌のためだけではないように思いませんか?

次の時候では秋もまた1つ深まります。

 

あなたがあなたを導き
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立秋 寒蟬鳴

立秋(りっしゅう)

秋の気配が初めて感じられる頃のこと。
まだまだ暑い盛りではありますが
ふとした時に感じる秋が現れてきます。
立秋以降は夏の暑さも「残暑」となります。

寒蟬鳴(ひぐらし なく)

夕暮れになると
カナカナカナカナ…と響く
ひぐらしの鳴き声は
少しだけ胸を締めつけさせますね。

月遅れのお盆にも掛かるこの時期になると
少しだけ夏の終わりを実感し始めます。

そして、ギリギリボーイズ&ガールズは
宿題に焦り始めるころでしょうか。
現代なら「子焦宿題」など作れそうですw

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雌鯒(めごち)
鬼灯(ほおずき)

車海老や青柳などと並んで江戸前天ぷらの
代表選手が、めごちです。
新鮮なものでお刺身にすると甘エビのようなのだそうです。
う〜ん、頂いてみたい。
暑い時のカラッと揚がった天ぷらと
冷たいお素麺の組合せはたまりませんね。

一首

ひぐらしは 時と鳴けども 恋ふるにし
手弱女われは 時わかず泣く

詠み人知らず 万葉集10-1982番

ひぐらしが鳴くのは
日暮れ時と決まっているけれど
でも私は女だから、あなたが恋しい時は
時を分かたずにいつも泣いているのよ。

「こうやって泣いていることを知っている?
きっとあなたは気づいていないのでしょうね」

と、言う気持ちが込められていそうな感じがするのは
私だけでしょうか。

人間の営みが古今東西大きく変化がなければ
恋心もそんなに変化がないのは
当然のこと。

「くぅ〜、男子わっかんない!」

というのも変わっていないのでしょう(笑)

 

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立秋 涼風至

立秋(りっしゅう)

秋の気配が初めて感じられる頃のこと。
まだまだ暑い盛りではありますが
ふとした時に感じる秋が現れてきます。
立秋以降は夏の暑さも「残暑」となります。

涼風至(すずかぜ いたる)

涼しい…と感じられる風が初めてふく時季を言います。
秋風が吹き始めることは風立ちぬ、という言い方もしますね。

秋の気配をすぐそばに感じることを
「秋隣」ともいいます。
風に秋を感じたら、空に、空気にと
少しずつ秋が近づいてくるのでしょう。

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蜆(しじみ)
桃(もも)

桃は湯むき派です。

蜆は江戸時代に書かれた
「本草網目(ほんぞうこうもく)」にも
薬効がある食材として記載されています。

旬はちょうど夏の土用のころと
1月〜2月の寒しじみとされています。

肝臓に良いことはしられていますが
意外と鉄分なども豊富。
積極的に摂取したいですね♪

一首

ひとへなる蝉の羽衣 夏はなを 
薄しといへど あつくもあるかな

能因法師 後拾遺集218番

セミの羽根みたいな単衣の着物を着ているが、
薄いようでも厚いなあ。
それにしても夏とはいえ、なんという暑さなんだろう。

とにかく暑いっすよ!無理!
…と言う歌ですね。

現代と比べて多少気温の違いはあるでしょうが
それでも暑さに対する耐性は
今も昔もそんなに変わらない筈。

イキナリ何かが変わった。

ということは、例えそれが生活であったとしても
やはりどこかで無理をしていることなのでは?
と、思うこのごろです。

 

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大暑 大雨時行

大暑(たいしょ)

もっとも暑い真夏のころのことです。
土用のうなぎ、風鈴、花火、夏休み。
現実の暑さはまだまだ続きますが
暦の上での夏は既に折り返しです。

大雨時行(たいう ときどきに ふる )

時折雨が激しくふる夏の時季を言います。
よく「夕立」という言葉をつかいますが、
これは夏にのみ使う言葉なのだそうです。
他の季節は、ただの「にわか雨」

「夕立」も当て字らしく、
広辞苑によれば
「天から降ることをタツといい、
雷神が斎場に降臨することとする」
とあります。
そういえば、龍のことを「たつ」とも言いますものね。

急な雷雨や激しい雷雨のことを
「彌降り立つ(いやふりたつ)雨」と言う
言い方があるそうです。
この言い方が省略されて
「やふたつ」になり「ゆふだち」になったのだとか。

でもここ数年は、夕立らしい夕立を経験していないように思います。
降ればゲリラ豪雨、のような感じですよね?

夕立が降り、その後のスッキリとした涼しさも
ある意味においては夏の楽しみだったと思うのですけれど
その楽しみが奪われつつあるのはとても寂しいことです。

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太刀魚(たちうお)
西瓜(すいか)

穴子もこの頃が旬ですが
太刀魚も旬。
長いお魚てこの時期が旬なのが多いですね(笑)

太刀魚が1番美味しいのは
個人的に塩焼きだと思うのですが
煮付けやムニエルも美味しいですよね。

北海道出身のお友達と話していた時に
太刀魚の塩焼きの話をしたら
「え?刺身じゃないの?」
と言われて驚いたことがありました。

新鮮なものでしたらお刺身や昆布締めも
美味しいそうですよw

一首

恋すれば 燃ゆるほたるも鳴く蝉も
我が身のほかの 物とやは見る

源雅頼 千載集813番

燃えるような蛍も、鳴く蝉も、
恋をしている、私の様だと思えてしまう。

この頃、蝉の鳴き声で目が覚めるように
なってきました。
この都会のど真ん中でも蝉の鳴き声で目覚めることが出来ているのは
まだかろうじて自然が残っているの…かなぁと
気休めかもしれませんが、このように思うのです。

ただ、ベランダでジッとされていると「…(汗)」とは
なりますが…w

 

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土潤溽暑

大暑(たいしょ)

もっとも暑い真夏のころのことです。
土用のうなぎ、風鈴、花火、夏休み。
現実の暑さはまだまだ続きますが
暦の上での夏は既に折り返しです。

土潤溽暑(つち うるおうて むしあつし)

むわっと熱気がまとわりつくような
蒸し暑い頃のことをいいます。

溽暑、て難しい漢字ですよね。
「じょくしょ」と読みますが
この2文字で蒸し暑い暑さのことを言うそうです。
じっとしていても脂汗が滲んでくるような…。

このところの気温上昇で聞くことが多くなった
炎暑とはまた違う暑さのこと。
京都の夏は溽暑そのものではないでしょうかしらん。

油照りという言葉がこの暑さに近いそうなのですが
サウナに入ったような空気の重たさ、
と言えばもっと解りやすいかもしれません。

そんな暑さでも涼しく過ごす工夫が京都には沢山あります。
ありますが、昨今の暑さでは空調に叶うものは
ないようです。

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穴子(あなご)
枝豆(えだまめ)

ビールに枝豆、が夏の定番でしょうか?
旬はまさに今です。
茹でるもよし、蒸すもよし、なのですが
焼くのもお勧めです。

そのまま頂いても美味しいですし
冷製ポタージュやすり流しにしても♪

でも、作っている間につまんで量が少なくなりそうですが…。

一首

道のべに清水流るる 柳陰 
しばしとてこそ 立ちどまりつれ

西行 (新古今262番)

清水が流れているほとりに柳の木陰がある。
そこでちょっと休んで一息つくつもりだったが、
あまりにも涼しくて時を過ごしてしまった。

水辺に木陰は「涼」を感じる最高の状況ですね。
どちらが欠けても成り立たないように感じます。

暦の上では今が暑さのピークとされていますが、
果たして今年の夏の暑さはいかに…。

 

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大暑 桐始結花

大暑(たいしょ)

もっとも暑い真夏のころのことです。
土用のうなぎ、風鈴、花火、夏休み。
現実の暑さはまだまだ続きますが
暦の上での夏は既に折り返しです。

桐始結花(きり はじめて はなをむすぶ)

桐の花が花を咲かせるころ。

桐の木は梢高く咲くことが殆どなので
目の前で見ることができるのは稀ですが
花が落ちていることで気がつくことが多いようです。

日本では女の子が生まれると桐を植えて、
結婚する際にはその桐で箪笥を作り
嫁入り道具にするという風習がありました。
それだけ成長が早いという証でもあります。

伝統的に神聖な木とされていて
天皇家の家紋などにも使われています。

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雲丹(ウニ)
胡瓜(キュウリ)

ウニの旬は夏なのだそうです。

日本で食べているウニはオレンジ色の
エゾバフンウニと少し白っぽい身のキタムラサキウニが
殆どなのだとか。

寿司ネタにしても刺身にしても
文句なしの美味しさですよね。

イギリスに留学しているとき、
ボイルしたものではなく
生ウニが食べたくて食べたくて
お寿司の夢を何度もみたのはナイショです。

一首

照りくらし土さへ裂くる 夏の日の
梢ゆるがぬ 水無月の空

伏見院 伏見院御集・夏歌

かんかん照りが1日中続いて、
ひどい乾燥のために土さえひび割れている。
風がまったくないから木の梢も動かない。
そんな猛暑の水無月の空。

新暦の水無月は終わりましたが
旧暦ではまだ水無月。
梅雨明けもしてまさにこんな暑さが始まりました。

関西は例年よりも降雨量が少なめだったとのことで
水不足も懸念されます。

暑いとか寒いとか
人間の歴史の中でシンドイと思うことは
やはり変わりがないのですね、

 

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小暑 鷹乃学習

書いたつもりでいてすっかり忘れていた
4日遅れの七十二候です。
明日には節が変わりますが…(汗)

小暑(しょうしょ)

小暑とは、梅雨が明けて本格的に「夏」になるころのころ。
日は短くなりますが、暑さはこれから。
この「小暑」から「立秋」になるまでが
「暑中お見舞い」の時期でもあります。

鷹乃学習(たか すなわち わざをならう)

タカの幼鳥が飛び立ち
獲物を捕ることを覚える時期というのですが、
私を始め動物園でしか見たことがない方が
殆どではないでしょうか?

鷹は意外と人に慣れやすく
野に逃げ帰ることも少ないために
鷹狩りなどに使う為に
日本においても鷹司により昔から飼われてきました。

日本には22種類の鷹がいて
31都道府県に渡り繁殖情報が
確認されているとのこと。
意外と身近な野鳥でもありますね。

個人的には鷹匠カッコイイ!
と心底思っております。

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虎魚(オコゼ)
鰻(ウナギ)

ただいま夏の土用まっただなか。
「土用丑の日、鰻の日」
というキャッチフレーズを作ったのは
かの平賀源内さんだと言われていますね(笑)

ビタミンAやDが豊富で一串に
3日分のビタミンAが詰めこまれているとか。
あの万葉集にも
「夏やせには鰻」
と歌われているほど精がつく魚と
知られています。

ところが、本当の旬は晩秋から初冬だったりするのです…(笑)

一首

石麻呂に 吾れもの申す 夏痩せに
よしといふものぞ 鰻とり食せ

大伴家持  巻16‐3853

なぁ、石磨呂くん、夏やせには鰻が良いと聞くから
取って食べなさいよ。

鰻のお話が出たところで
万葉集の鰻の一首にしました。

石磨呂さんという方に
「鰻食べたらどうよ?」
と勧めている歌ですね。

この石磨呂さん、そうとうへばっていて
見るに見かねて家持がアドヴァイスしたのでしょう。

それにしてもこの頃どうやっていただいているのか
調理法を知りたいですね〜。
ぶつ切りにして焼いたか、煮たか…。
うぅ〜ん。

 

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小暑 蓮始開

2日遅れの七十二候です

小暑(しょうしょ)

小暑とは、梅雨が明けて本格的に「夏」になるころのころ。
日は短くなりますが、暑さはこれから。
この「小暑」から「立秋」になるまでが
「暑中お見舞い」の時期でもあります。

蓮始開(はす はじめて ひらく)

蓮の花が開き始める時候をいいます。
すでに京都の寺院でもあちらこちらで
蓮の花便りが聞こえてきます。

蓮の花は、夜明けと共に水を弾きながら
優雅な花を咲かせますが、4日目には散ってしまいます。
泥を俗世に見立てて、
俗世にあって俗世にまみれず、
清らかに気高く美しい花を咲かせることから、
古代の人は、極楽浄土をこの花に見いだしたのでしょう。

本当かどうか解りませんが、
蓮の花の中には、何千年もの間泥に眠り続けている
種子があるといいます。
それがあるとき、ふいと水上に現れて花を咲かせることがあるのだとか。

にわかに信じがたい話しではありますが
1951年に発見された古代蓮の種子が
見事に花を咲かせていることからみても
あながち否定できませんね。

古代蓮のコロン、東大のオンラインショップで
購入可能です。
何とも言えない大らかな甘い香りですよ♪

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鰈(かれい)
玉蜀黍(とうもろこし)

最近のトウモロコシは本当に甘いですよね。
お砂糖に漬けたの!?と思うほどです。
焼きトウモロコシも美味しいですが
蒸しトウモロコシが個人的には1番好きです(笑)
スープにしても美味しいですし、
夏の味覚はまだまだ楽しめますね。

一首

夏草は 茂りにけりなたまぼこの
道行き人も 結ぶばかりに

藤原元真 新古今集3 188

夏草が、道を行く人が道しるべとして結べるほどに
覆い茂ってしまっているなぁ。

猫の額ほどの庭でもこの時期というのは
あっという間に草が覆い茂って
手を掛けないとジャングルと化する勢いです。

むやみやたらに覆い茂っているのと
手を掛けて自然の姿に見せているのとは違いますからね。
その辺り、古の人々も同じように感じていたのかもしれません。

 

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