秋分(しゅうぶん)
1日の内で昼と夜の長さが
ぴったりと同じになるのが
春分と秋分です。
夏至が最も昼が長く夜が短い陽が極まる日、
冬至が最も昼が短く夜が長い陰が極まる日、
だとすれば、
春分と秋分は陰と陽を中和させる大事な日です。
御彼岸というのは仏教の言葉ではありますが
これは日本独自のもの。
仏教伝来前の古神道と呼ばれているような
独自森羅万象の信仰が仏教に取り入れられ
今の形となりました。
また、農耕には欠かせない日でもあり
豊作を祝い、感謝を捧げ、田の神様を祀る祭事などが
この頃に行われます。
暑さ寒さも彼岸まで。
そろそろ本格的な秋冬の準備をしてもいいのかもしれません。
水始涸(みず はじめて かるる)
この「みずかれる」は、
池や川の水が涸れることではありません。
「田んぼの水がなくなること」です。
田んぼの水がなくなる、ということは
稲の実りの時季、収穫期のことでもあります。
ご存じのように収穫期には黄金色に輝くに日本の稲。
以前、秋田を旅した時に一面の田を見た時に
「日本の原風景」の美しさに心を打たれ
魂が震えるのを感じました。
同時に雀との闘い(?)も始まります。
人間対…というよりは案山子対雀、という
対戦カードになるようではありますが(笑)
旬
虎河豚(とらふぐ)
銀杏(ぎんなん)
下関南泊港で行われる河豚の初せりは
その様子からも風物詩ですね。
機会があったらニュースを見てみてください♪
ふぐ刺し、ふぐちり、ヒレ酒
白子にえっとえっと…
どれもこれもウットリするような美味しさのものばかり。
お料理屋さんではなく
店頭で身欠きを購入する場合は
実が白く透き通っていて
ツヤのあるものを選びましょう♪
一首
稲つけば かかる吾が手を今夜もか
殿の若子が取りて嘆かむ
詠み人知らず
万葉集14巻 3459番
毎日稲をついて精米しているから
手は荒れ放題になっているの。
でもね、夜になったら、
お屋敷の若様がやってきて
手をとって、こう優しくいたわってくれるのよ。
「こんな手になって、かわいそうに…。」
…そぉ〜んなコト、
あるかもしれないけれど、
あるわけがないのが「現実」というものですw
「やだよぅ、この子ってば夢みたいなことばかり!」
おっかさんや、ばぁばなどの周りが笑い飛ばしながら
仕事に励んだのでしょう。
万葉のころからヲトメという生き物は
妄想だろうと何だろうと
トキメキがないと頑張れないものなのです。
