霜降 霜始降

霜降(そうこう)

霜降とは朝夕がぐっと冷え込み
霜が降りるころのこと。
山の方からはじまり12月になると平野にも
霜はやってきます。

農作物には大敵。
そろそろ冷え対策も必要になってきますね。

 

霜始降(しも はじめて ふる)

霜が始めて降りる頃のことを言います。

「霜降」と書いてありますが
霜は、空から降ってくるものではなく
地面や物などの表面が放射冷却によって冷えたその上に
空気中の水蒸気が直接結晶になる状態をいいます。

この氷が「霜」なのだそう。
決して雪のように霜が空中から降りてくるのではないのですね〜。
目に見えない空気中の水蒸気が、氷になるのです。

朝早くお散歩にでかけないと見られない風景でもあるので
早起きは三文の…で見てみるのも良いかもしれません。

 

p1010440_2

 

ほっけ
とんぶり

居酒屋さんのお品書きでは定番のほっけの塩焼き。
お酒の肴だけではなくて白いご飯にも◎
実は旬が春と秋の2回あって
春の方が脂が乗っています。
秋はすり身でお団子などにすると
美味しいそうですよ♪

 

一首

心あてに 折らばや折らむ 初霜の
おきまどはせる 白菊の花

凡河内躬恒 古今集 277

もし手折るならば、あてずっぽうに折ってみようか。
真っ白な初霜が降りて白菊の花と
見分けがつかなくなっているのだから。

つらつらと現代語訳にすると、
一見つまらないとも思えるのですが
今朝は寒い寒いと思いながら外に出てみたら
初霜で真っ白になっていて驚いたことを
詠っているのです。

実際には菊かどうかの区別は…
つくでしょう!いくら何でも。

霜の白さを菊の花の白さとを
混同させてしまうところが
何とも言えない雅な品の良さだと思うのですが…
いかがでしょう?