Japanese season
雨水 土脉潤起
雨水(うすい)
そろそろ農作業を始める目安となるのが
本日から始まる「雨水」です。
暦便覧には
「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」
と記されています。
ということで
空から降るものが雪から雨へと変わり、
雪が溶け始めるころをいいます。
2014年の今年もすんなりと
雨になってくれると良いのですが。
そしてお雛様を飾り始めるのであれば
次の「啓蟄」の間までがヨシとされていて
良き伴侶に巡り会えるとのこと。
お雛様、ちゃんと飾ってくださいね。
土脉潤起(つちのしょう うるおい おこる)
土脉潤起(つちのしょう、うるおいおこる)とは
「雨水」の候には雪が雨となり、
その雨が降ることによって
土が湿り気を含み、
固く凍っていた土が柔らかくなり
“氣”が満ちるということでしょうか。
旬
甘藍(かんらん)
飛魚(とびうお)
甘藍とはキャベツの別名です。
先ほどスーパーに行きましたら
瑞々しい春キャベツが並んでいて
つい1玉、手にとってしまいました。
しばらくはこの柔らかさと甘さを
思う存分楽しみたいと思います。
サラダか浅漬けか…かな♪
一首
君ならで誰にか見せむ 梅の花
色をも香かをも 知る人ぞ知る
紀友則 (古今集38)
あなた以外に誰にこの梅の花を見せようか、
この色も香りも私たちだけのものにしておくことにしましょう
男性が詠んだ歌ですが
女性だって充分に解る気持ちですよね。
古今集の中では片手に入るくらいの好きな歌です。
二人だからこそ見える景色とか
わかり合えること、というものが
誰しもがあると思います。
「あなただから…」
大切にしたいですね。
あなたがあなたを導き
私が私を導けますように
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立春 魚上氷
立春(りっしゅん)
二十四節気、七十二候では
本日より「春」です。
初めて春の兆しが現れてくるころのこと、と
されています。
この季節から数えて最初に吹く
南寄りの強い風が春一番なのです♪
魚上氷(うお こおりを いずる)
割れた氷の間から魚が飛び出るころ、
ということなのですが
日本で生活しているとなかなか想像しがたいものがあります。
古代中国の天文学に出てくるオハナシだそうなのですが
中国のお魚はそんなにもパワフルなのでしょうか。
日本の場合は、池の水も少し温んで
魚の姿が見え始める頃といった感じでしょうか。
旬
明日葉
岩魚
幼い頃、八丈島に行った際に初めて口にしたのが
明日葉。
今日摘んでも明日には伸びている
と言われるほどの強い生命力から
その名前がつきました。
最近は、時々京都でもみることがあります。
かき揚げにするのが好きです♪
一首
かきくらし なほふるさとの雪のうちに
跡こそ見栄ね 春は来にけり
どんよりと重い雲から雪が
この里にも降っている。
雪の中にはっきりと確認できるわけではないけれど
春はやって来ているのだよ。
春だからこそ、大雪になるということがあります。
私が高校生の時、春休みにヨーロッパに行く際にも
大雪が降って飛行機が飛ばず、機内で一泊した想い出があります。
それが確か3月23日でした。
忘れもしませんw
暖かい日があったとしても
そのまま春になるわけではなく
冴返りするのがこの時期の常。
三寒四温、そんな繰り返しで一歩ずつ、ですね。
あなたがあなたを導き
私が私を導けますように
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立春 黄鶯睍睆
立春(りっしゅん)
二十四節気、七十二候では
本日より「春」です。
初めて春の兆しが現れてくるころのこと、と
されています。
この季節から数えて最初に吹く
南寄りの強い風が春一番なのです♪
黄鶯睍睆(うぐいす なく)
春を告げる鳥でもある鶯(うぐいす)が
美しい鳴き声を響かせるころ、とされています。
「梅花乃芳(うめのはなかんばし)」と呼ばれていた時期もあるようです。
しかしながら、この時期は寒さが厳しく
寒波が訪れることも。
鶯の「ホーホケキョ」と上手な鳴き声を
耳にすることが出来るのは
まだまだ先のことです。
旬
さやえんどう
にしん
お豆の種類が店頭に多く並んでくると
春を感じます。
苦手な方も少なくないようですが
グリンピースご飯などは
春の到来そのもの♪
一首
あらたまの年たちかへる あしたより
待たるるものは 鶯のこゑ
素性法師 拾遺5
年が最初に戻る正月の朝から
心待ちにされるものと言えば、
なんといっても鶯の声だろうよ。
大伴家持の歌を参考にして作られた歌です。
1月の終わりに旧暦でも新年になりましたが
年が明けた
梅が咲いた
さぁ!鶯ないて!
と、春を待ち望む心は
誰しも変わらなかったようです。
あなたがあなたを導き
私が私を導けますように
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立春 東風凍解
立春(りっしゅん)
二十四節気、七十二候では
本日より「春」です。
初めて春の兆しが現れてくるころのこと、と
されています。
この季節から数えて最初に吹く
南寄りの強い風が春一番なのです♪
東風凍解(はるかぜ こおりを とく)
東風(こち)とは春風のことです。
暖かい風は南から吹くものなのに
なんで「東」?
と思いますでしょ?
これも陰陽五行に基づいていて
春を司る方角が「東」だから、なのです。
旬
蕗の薹(ふきのとう)
白魚(しらうお)
ハウスもので既に色々な山菜が出ていますけれど
春一番の山菜が「蕗の薹」ではないでしょうか。
若芽に蓄えられたエネルギーは
新陳代謝を促すような
苦みや香りがたっぷりと含まれています。
天ぷらや蕗味噌、浅漬けなども美味しいですね。
でも私はやっぱり天ぷら、かしらん♪
一首
東風吹かば にほひおこせよ梅の花
あるじなしとて 春な忘れそ
菅原道真、拾遺集1006
春の東風が吹くようになったら、
花を咲かせて香りを届けておくれ、梅の花よ。
私がいなくても、春を忘れないでいておくれ。
「東風」と見ると思い出さずにはいられないのが
この歌ではないでしょうか。
太宰府に左遷された折りに
京都の紅梅殿の梅に向けて詠んだ歌とされています。
自分だけがどこか遠くへ旅立ってしまう淋しさを
梅に託したのでしょう。
東京ではかなり咲いているところもあるようですね。
京都はもう少し、時間がかかるようです。
あなたがあなたを導き
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大寒 鶏始乳
大寒(だいかん)
大寒とは、一年でもっとも寒さが厳しいころのこと。
冬の節季の最後のものでもあります。
…ということは、次は「春」が待っていることになりますね。
寒さは確かに厳しくまだ続きますが
陽射しは既にはるで、日も長くなってきたのを感じます。
鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)
鶏はほ乳類ではありません。
決して鶏の雛がお乳を飲み始めるころ、ではなく
鶏が卵を産み始めるころ、という意味です。
春の気を感じたニワトリが、
鳥屋(とや)に入って卵を産む時候を言うのですが
今は季節関係なく採卵されるようにしてしまったので、
この自然は壊れています。
旬は春から夏にかけて。
だからこそ先日の「大寒卵」が貴重だと言われてきたのが
お解りかとおもいます。
そしてこの候の終わりには節分がやってきます。
暦の上のこととはいえ、いよいよ冬も終わり。
節分に関してはまた別の記事で…。
旬
めひかり
金柑
ミカン科の中でも1番小さなものが金柑。
金色の蜜柑から金柑となったのだとか。
皮にビタミンCがたっぷりと含まれているので
皮ごと頂きましょ♪
まるごとお砂糖漬けにすれば咳止めにもなるそうですし
焼酎につけこんでもOK♪
金色の皮に春の光を感じられますね。
一首
年ごとに 人はやらへど目に見えぬ
心の鬼は ゆく方もなし
賀茂保憲女
毎年毎年、鬼に扮した人は追い払うけれど、
目に見えない心の中の鬼を追い払う
方法はなかなかないものね。
お名前でピンと来たかた、マニアですね。
そう、陰陽頭、賀茂保憲さんの娘さんです。
お父上のお仕事のようすなどをご覧になって…
というよりも、やはり観察眼にすぐれていて
真理ともいえることを感じ取ることのできる力は
血筋だったのかもしれません。
心の中の鬼を追い払うのは自分自身でしかないことも
ちぃっとも変わっていないものですね。
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大寒 水澤腹堅
大寒(だいかん)
大寒とは、一年でもっとも寒さが厳しいころのこと。
冬の節季の最後のものでもあります。
…ということは、次は「春」が待っていることになりますね。
寒さは確かに厳しくまだ続きますが
陽射しは既にはるで、日も長くなってきたのを感じます。
水澤腹堅(さわのみずこおりつめる)
決して、水沢クンの腹筋がかたい
…ということではありません。
(Rちゃん、解ったかな?)
1番寒い時季である大寒のど真ん中、
沢の水が熱く張り詰めるころです。
流れ、という動きがある川が凍るとなると
相当な寒さが想像つきますよね。
私がお世話になっている滝行場の滝も
つららが出来ていました。
それと同時に
寒さは厳しいものの「春隣(はるとなり)」という言葉が
使われ始めるのもこのころ。
春の予兆が少しずつ感じられてきます。
旬
公魚(わかさぎ)
水菜(みずな)
すっかり有名になった京野菜の代表が
「水菜」だと思います。
京菜という呼び方もありますね〜。
旬は12月から3月。
少しだけピリッとした辛みが感じられるのが
美味しい証拠。
豚肉や鯨肉と合わせた「はりはり鍋」は
本当に美味しい☆
サラダ以外にも煮物やおひたしなど
沢山使い道があるので
いろいろとお料理に挑戦してみたいですね〜♪
一首
正月立ち春の来らばかくしこそ
梅を招きつつ楽しき終へめ
大弐紀卿(だいにきのまえつきみ) 万葉集815
お正月になって春がやってきたら、
こうやって梅を見ながら楽しみましょうよ。
当然ながらこのお正月は「旧暦」です。
先日、京都御苑にお散歩に行きましたら
蝋梅が僅かながら花開いていました。
紅梅のつぼみも場所によってはふっくらと。
梅の香りと共に春(お正月)がやってくるのは
もうすぐですね。
待ち遠しくも気を引き締めながら新春を迎えたいものです♪
あなたがあなたを導き
私が私を導けますように
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大寒 款冬華
大寒(だいかん)
大寒とは、一年でもっとも寒さが厳しいころのこと。
冬の節季の最後のものでもあります。
…ということは、次は「春」が待っていることになりますね。
寒さは確かに厳しくまだ続きますが
陽射しは既にはるで、日も長くなってきたのを感じます。
款冬華(ふきのとうはなさく)
款冬がフキのことです。
よほど漢字に詳しい方でないと読めないですよね。
蕗の薹(ふきのとう)が顔を出し始める頃でもあるでしょうか。
実際にはもう少し先だとは思いますが
少しずつ少しずつ春に向かっていて
外気温とは裏腹に少しワクワクします。
旬
赤貝(あかがい)
小松菜(こまつな)
全国規模の江戸野菜、と言えるものの1つが
小松菜でしょうか。
旬は12月から3月。
寒さに強くて、霜を受けるほど甘味が増して
葉が柔らかく美味しくなるそうです。
意外なところではカルシウムや鉄分が豊富なこと。
時期によってはほうれん草を上回るそうです。
一首
朝ぼらけ 有明の月と見るまでに
吉野の里にふれる白雪
坂上是則 (百人一首31)
ほのぼのと夜が明けていくころ、
ふと目を覚まして外を見てみると
有明の月が差しているのかと思うほどに
まぶしいばかりの白雪が吉野の里一面に降り積もっていましたよ。
昨日の京都がまさにそんな感じでした。
春遠からじ…と思いながらも
季節の贈り物を楽しみたいです。
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小寒 雉始鳴
1日ずれての昨日の七十二候です。
小寒(しょうかん)
小寒とは、寒さが極まる少し手前のころのこと。
寒の入りを目前に、立春になる寒の明けまで約一ヶ月を
「寒の内」といい、もっとも寒い時期となります。
「小寒の氷、大寒に解く」という言葉もあるくらいで
小寒に貼った氷が大寒に解けるほど
小寒の方が寒いと感じるときも…。
ですが冷え切った夜半にふと見上げると
さえざえと輝く星が美しくもあります。
雉始鳴(きじ はじめて なく)
恋の時期が始まりました。
雄の雉が雌に恋して啼き始める頃の時候です。
都会では決して聞かれることはないと思うのですが
その鳴き声はとても甲高く
「ケーン、ケーン」と鋭く啼くそうで、
冬の寒い澄み切った空に響きます。
もし何かしらの機会があり、山に近い場所にお出かけの際は
朝方を中心に耳を澄ましてみると良いかもしれません。
旬
鮟鱇(あんこう)
蕪(かぶ)
春の七草の1つでもあるのが「蕪」
蕪という名前では出てこずに「すずな」という古名で
出てきます。
旬は秋から春。
春は柔らかみが増して
秋から冬には甘味が増すそうです。
お漬け物に、サラダに、炒め物に、
すり下ろしても美味しいし、
葉っぱはビタミンたっぷりですから
細かく刻んで炒ってふりかけに。
まるっと頂けるのも魅力ですね♪
一首
うかりける 人を初瀬の 山おろしよ
はげしかれとは 祈らぬものを
源俊頼朝臣 千載集 恋・707
つれないあの人が、私を想ってくれるようにと
初瀬の観音様にお祈りをしたのに…。
まさか初瀬の山おろしのように
より激しく冷淡になれ!とは祈らなかったのに…。
とにかくお相手が振り向いてくれないどころか
冷たくて仕方が無いので
思いが通じるように観音様にお詣りにしたら
通じるどころか更に冷たくなってしまった…。
という非常にザンネンな歌ですね。
観音様は「あなたにその人は見合いませんよ。」という
お知らせをして下さっているのかもしれませんが
そうは納得しないのが恋心でもあると思います。
山では雉の雄もこんな気持ちを抱きながら
啼くのかもしれませんね。
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小寒 水泉動
小寒(しょうかん)
小寒とは、寒さが極まる少し手前のころのこと。
寒の入りを目前に、立春になる寒の明けまで約一ヶ月を
「寒の内」といい、もっとも寒い時期となります。
「小寒の氷、大寒に解く」という言葉もあるくらいで
小寒に貼った氷が大寒に解けるほど
小寒の方が寒いと感じるときも…。
ですが冷え切った夜半にふと見上げると
さえざえと輝く星が美しくもあります。
水泉動(しみず あたたかさを ふくむ)
冷え込みがグッと深まるころではありますが
私達が感じられないものの
地中では凍っていた泉が溶けて
動き始めるころ、とされています。
七十二候の面白いところは先読みにあると思います。
日を追うごとに、それが如実になり
やがて啓蟄をむかえるのです。
自然は、大きく、深く、ほんの小さな、
しかし確かな兆しを示しながら、
ゆっくりと留まることなく動いています。
旬
氷下魚(こまい)
春菊(しゅんぎく)
お鍋やすき焼きに欠かせない春菊。
白和えなども美味しいですね♪
旬は11月〜2月です。
カロテンが豊富でお肌の艶や風邪予防に♪
関西では「菊菜」という名前で
店頭にならびます。
一首
明日よりは 春菜採まむと標めし野に
昨日も今日も 雪はふりつつ
山部赤人(万葉集8-1427番)
かねてから行こうと思っていた野原で、
春の七草を摘むつもりだったが、雪は降りやまない。
先日過ぎたばかりの「七草がゆ」
由来は「若菜摘み」にあるということは
七草粥の記事にも書きました。
万葉集にも詠われている程に
古くからあるということ、これで証明できましたね!
まぁ、旧暦ですので本当は約一ヶ月先です。
…ということは、もう少し雪の季節は
続くと言う事ですね。
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私が私を導けますように
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七草粥
本日は七草粥を頂く日ですね♪
私も朝からお粥をコトコトと炊いています。
もうすぐ出来上がるかしらん。
もともとはお正月の宮中行事として行われていた
「子の日遊び」というもののようです。
何をするかと言うと
1月の最初の「子(ね)」の日に
野山にお出かけするアウトドアイベントです。
1月といっても当然旧暦の1月ですから
今年で見てみますと2月10日になります。
で、この時に野山にいってボーッとしているワケではなくw
「若菜摘み」などが行われていて、
その摘んだ若菜は、戻ってから頂いていたようです。
その頃は今のような形でのおせち料理などは
まだありませんから、
今のように胃腸を休ませる意味というよりも
「芽吹くエネルギー溢れる春の氣を取り込む」
ということが最大の目的だったのではないでしょうか?
冬の間に不足していた栄養素もギュッと凝縮されていそうですしね。
(お写真は群馬大学社会情報学部の青木繁伸先生のところより
お借りしました。)
旬というものがエネルギーに溢れていることは
やはり古来より感じていたのでしょう。
森羅万象と共に生きていることが
こうして食生活にも反映されているなんて、
本当に素敵だと思います♪
こうしてあくまでも「子の日」に頂くものだったのが
1月7日変わったのは室町時代の中期ごろのようですね。
春の七草は食べられますから直ぐに覚えられた私ですがw
皆さま覚えていますか?
せり、なずな ごぎょう、はこべら、ほとけのざ
すずな、すずしろ これぞ七草
ね、簡単でしょ?(笑)
当日朝にUPしておいて言うのもナンですが
仕込みは前日の夜から始まります。
昨日Twitterでも呟いたのですが
七草を漬けておいた七草水に指先を浸してから
爪を切ると無病息災でいられる、
日を選ばずに爪を切ることが出来る、
という「七日爪」という風習もあります。
昔は爪を切るのにも暦で日を選んでいたのですよ〜。
これをするには前の日から、ですね。
また、地方によっては七草囃子といって
童歌を歌いながらまな板の上でトントン刻む、というところも
あるようです。
その童歌がないかな〜と思って捜したらありました♪
Youtube素晴らしい!
七草なずな 唐土(とうど)の鳥が
日本の国へ 渡らぬ先に
ストントンストトン ストトントン
地方によって歌詞の差はあるようですが
こんな感じのようです。
これ、要するに渡り鳥によってもたらされる
インフルエンザ防止ソングですよね?
うーん。
昔の人はちゃんと解っていたのですねぇ。
古より実践されていたインフルエンザ予防。
たとえ昨晩から用意できなくても
今日は七草のお粥を頂いてみてはいかがですか?
案外ワクチンより効いたりして♪
日本の年中行事は、ちゃぁ〜んと
日本の森羅万象に添っていて
それが日本の文化になっているのですよね。
今年はお節句も楽しんでみてください。
きっと季節をより深く楽しめますよ♪
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*毎週月曜日は定休日です。
お問合せは可能ですが、お返事は翌日火曜日となりますことご了承くださいませ。
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