Fragment

高台寺 秋の夜間特別拝観内覧会

昨晩、タイトル通り「高台寺圓徳院」さんまで
お邪魔してまいりました。

こちら、一般内覧会もあったのですが
婦人画報主催のスペシャルトークショーにも
お招きいただいたのです♪

高台寺後藤執事長さま、庭園家の北山安夫さん、
そして俳優の井浦新さん。
新さんのお名前が一番最後に記載されていたので
気づいたのが数日前という…(笑)

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しかも正直に言ってライトアップはあまり興味ないけれど
夜間拝観なんて滅多にできるものでもないし
せっかくだから行かなくちゃ♪
…という半ば卑しい根性で、お友達をお誘いしていそいそと
出かけてまいりました。

でもねこの「ライトアップ」と思っていた
私の浅はかな思い込みは見事に覆されますwww

当然のように先ずは口福。
「いもぼう」さんでの早めお夕食。
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そして圓徳院さんへ到着し受付を済ませたら
御三方のトークショーの始まり。
今年の圓徳院さんのライトスケープのプロデュースを
新クンが担ったそうです。
なんとお香まであるそうですよ。

新クンの素敵さは言うに及ばずで
お肌のツルツル具合とか…スッと筋の通った立ち姿とか
それはそれはもう…♡
画面のイメージとそんなに変わらない印象でした。
この印象、意外と貴重ですw

進行役でもある執事長様のお話の上手さに
グイグイと引き込まれたのですが
庭園家の北山安夫さん、
NHKの「プロフェッショナルの流儀」でも
とりあげられた方です。
執事長さま曰わく「人間国宝に一番近い庭師」とのこと(笑)

どうにもならない自然を相手に
作為の中の無作為を探り続けているだけに
北川さんのひと言ひと言が
素晴らしくて…。

北川さんの造り出す庭は無駄が無いそうで
圓徳院さんのお庭も北川さんの作庭。
無駄が無いだけに1つ1つの景観の重量(?)が凄いのです。
このあたりが新クンの考えととても響きあって
今年のライトスケープが出来た様です。

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テーマは「悠久ー光と陰ー」

新クンは「テーマに囚われずに観て欲しい」と
お話ししていましたけれど
トークショーで御三方其れ其れが
その意図をお話ししてくれたおかげで
とても深く深く心に染みました。

仏教の教えである「○△□」。
そもそも心には制限がなく、
あるとしたら自分が作り出していること。

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光と陰である黒白(こくびゃく)を表すことで
生と死をも表していること。

そして光を当てるのではなく
陰を見ることで光を見いだすこと。

制約が在る中でのクリエイションこそ
あるがまま、なすがまま、身の動くままに出来ること。

お互いがお互いを認め合った時に生み出されるものの
素晴らしさ。

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陰を見ることで光を見いだすのは
まさに今の流れそのものではないですか!
自分の陰を見つめる
そこにとことん向き合い受け容れることで
自分の光を感じることが出来るというもの。

私がこう書いたところで、実際に見て感じることは
きっと皆さまそれぞれだと思います。
でも実際にご覧になることで
「ライトアップ」ではなく「ライトスケープ」と
銘打っていることは少なからずきっと解る筈。

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庭園のお山を一巡りしながら
「陰影礼賛」を思い出し、改めてもう一度読みたくなりました。

一般公開は10月24日から12月14日まで。
紅葉はまだ先ですが、紅葉でなくとも十分に楽しめます。
ただ「陰」に重きを置いている為に
もしかしたらイメージしている夜間拝観よりは
足もとはかなり暗めなので注意してくださいね。

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お庭を見ながらの夜茶もなかなかイケてました(笑)

私ももう1度足を運んで夕べ感じたものを
もう少し自分なりに深いところに落とし込んで来ようと
思います。

 

あなたがあなたを導き
私が私を導けますように

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2014-10-22 | Posted in FragmentComments Closed