Japanese season

清明 虹始見

1日遅れの時候です。

清明(せいめい)

春の暖かな陽射しの中
天地万物が清らかで明るく輝いている様子を
表している言葉です。
中国では古くよりこの「清明節」の時期に
ご先祖様のお墓参りをする習慣がありました。
これは沖縄でも「シーミー」と言う
同様の習慣が残っています。

また、中国では「踏青(とうせい)」と言って
野に出て春の緑を満喫する行事があったのだとか。
一斉に芽吹く生命力を満喫できそうですね。

虹始見(にじ はじめて あらわる)

春が深くなると、段々と空気も潤ってきます、
雨上がりに虹を見ることが出来るのも
この時期から、という古の人達の経験からの言葉です。

激しい雨が止んだあと、まだ雨雲があるにも関わらず
天に虹があらわれるとうれしいですよね。
中国語では、虹を蛇や竜の一種と見なす風習が多く、
龍虹という地名もあります。
虹は蛇が空にアーチを架けてい…る??

この蛇(にじへび)にちなむ伝説は、
中国だけでなく、オーストラリアや北アメリカ、
西アフリカなどでも聞かれるそうです。

また川が曲がりくねっているのは
虹のヘビが川を作るからという伝説もあります。
「天竜川」という川の名は、そこから付けられたのだとか?

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トビウオ
桜エビ
メバル

塩焼きや煮付けが美味しいのがめばる♪
3月後半から5月が旬です。
唐揚げにする時、二度揚げすると骨まで頂けてしまいます。
かつては良く獲れていたそうなのですが
近頃はすっかり希少価値魚になってしまいました。
脂がのって美味しいですよ♪

あとは、桜エビ。
我が家から近いイタリアンのお店に貼られている
「季節限定・桜エビパスタ」
この張り紙にいつもグッときています(笑)

一首

むら雲の絶え間の空に 虹立ちて
時雨過ぎぬる をちの山の端

藤原定家 玉葉集

一面の雲の合間に虹が立っています
遠くの山の端の方は時雨が通り過ぎているのでしょうか

単純に雨上がりの風景を詠んだ歌に思えるのですけrど
山の端は、いったい現実の世界でしょうか?
常世なのかそれとも浄土なのか、
はたまた愛しい誰かが住む場所なのでしょうか?

そう考えると色々なことが想像できますよね。

虹の架け橋が繋いでくれた思いも
いったいどこに届くのでしょう。

皆さまの思いも大切な方の元に届きますように。
 

あなたがあなたを導き
私が私を導けますように

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2014-04-16 | Posted in Japanese seasonComments Closed