Japanese season
小満 麦秋至
1日遅れの七十二候です
小満(しょうまん)
小満とは、全ての生命のエネルギーが
満ち満ちていくころの時季です。
人も、草も、虫も、大地も、
日の光をうけてキラキラと輝きます。
二十四節気においては8番目の節季。
これが終われば一年の3分の1が…(笑)
本来であれば梅雨前の一年で1番爽やかな時。
新緑の色とともに風を感じて過ごしたいですね。
麦秋至(むぎのとき いたる)
麦が熟して畑一面が黄金色になる時季。
幼くて麦がこのころ熟することを知らなかった時は
「お米が枯れている!」
と驚いたものでした。
夏前のこの時期ではありますが
麦が実る季節を「秋」と呼ぶのは
面白いですね。
「麦秋」という言い方もします。
「麦秋」といえば小津安二郎監督の作品の
タイトルでもあります。
静かに流れていく物語ではありますが
いつ観ても心に響く映画ですので
機会があったらご覧になられてみてください。
旬
倍良(べら)
枇杷(びわ)
二文字の旬が揃いましたね(笑)
桃栗三年、柿八年。
と言う言葉を聞いたことがあると思います。
どうやらこの続きがあるそうなのですが
ご存じですか?
それは
「枇杷は早くて十三年」
というもの。
果実も美味しいのですが
葉を煎じてお茶にしても薬草茶として
免疫力を高めてくれる役割があるそうです。
一首
すくすくと 生ひ立つ麦に 腹すりて
燕飛びくる 春の山畑
橘曙覧 (橘曙覧全歌集・105)
勢いよく伸びている麦の穂に腹をするくらいに低くく燕が飛んで来ている。
なんて素晴らしい春の山一面の麦畑なのだろう。
京都ではボツボツ巣立ちし始めているツバメも
多いようです。
山一面の麦畑を観ることが出来る様な風景は
かなり地方にまでいかないとならないかもしれません。
山に、鳥に、作物に。
生命というものはどれを無くしても
バランスを欠いてしまいますね。
いつまでもどこかでこのような風景が
残るように守っていきましょう。
あなたがあなたを導き
私が私を導けますように
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