Pray

冬至あれこれ

このところ「冬至」に関することばかり
書いておりますが、
それだけ大事な切り替わりなので…
ということでお許しくださいませ。

歳時記に関することは、
明日、改めて記事にしたいと思うのですが
それ以外のことを中心に書きたいと思います。

1年で1番、夜が長い日が「冬至」です。
夜や闇というものが「死」を連想させるものであったのは
東西問わずに同じであったようです。
日本においては、その「死」の不安から逃れる為に
厄払いとして無病息災を祈っていました。

太陽の恵みが少なくなる、ということは
植物は枯れ、食物も数が少なくなり、
どう考えても「生命エネルギー」に溢れた季節、とは
言い難いものです。

そこでアレやコレやと厄払いをすることになるのですが
冬至(とうじ)の音が「湯治」と同じことからお風呂になって
柚子(ゆず)が融通(ゆうずう)に繋がることから
融通が利く日々でありますように、という願いから
「柚子湯」となったとされています。
日本の縁起モノって本当に言葉遊びに溢れていますね♪

また、かつては冬至を新年の起点として考えられてたことも
東西とわず共通していることです。
日本では中世になってから
宮中などで朔旦冬至〔さくたんとうじ〕という祝宴を
催していたようです。

古代メソポタミアにおいては、
冬至の前後12日間に渡り「Zakmuk」という
新年の祭が執り行われました。
冬の暗さと寒さの原因は、混沌に住む怪物が
出てくるからだと考えられていました。
主神である太陽の神マルドゥクが、
この怪物と戦うのが、このお祭りの期間なのだそうです。

古代ローマの時代になると
サトゥルナリアという祭がありました。
本来は農耕の神様を祀るお祭りなのですが
本来の目的は闇を追い払う為だそうです。
このサトゥルナリアで行われた風習は
今のクリスマスにおいても見られるものが
数多くみられます。
プレゼント交換もその1つ。

これらの他にもケルトや北欧などでも
冬至時期のお祭りはかなり大切に行われていました。

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日本では「冬至」という形で残っていますが
西洋においてはこれらのお祭りが、
やがてキリスト教の拡大によって
「クリスマス」となり現代に至ることになるのです。

どれだけの…というか、
殆どの「人間」が光を求めていて
その源である太陽が恵をもたらしてくれる、
ということを解っていたわけですね。

今まで、ずっと苦しかったり
しんどかったり、ぐずぐずとした
日々を過ごされていた方も
冬至の日を単なる暦の上での一行事として終わらせず
自分自身の中に光を満ちあふれさせる為の
切り替え日
として捉えて楽しんでみても良いと思います。

私もキャンドルなど買い込みましたので
静かに心穏やかに過ごしたいと思っています♪

 

年末年始のお休みにつきましては
こちらの記事をご参照くださいませ
>>>「年末年始

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2013-12-21 | Posted in PrayComments Closed