Whisper

懐深の満月

9月19日 20時12分 満月を迎えます。

今年は「仲秋の名月」というお節句と
満月が重なるという暦となりました。
お月見ですね。
お月見に関してはまた明日詳しく記事にしたいと思います。

そもそも
仲秋=満月
ではありません。

仲秋とは中秋と書くように、
暦の上での秋ど真ん中「旧暦8月15日」のことを言います。
ですので必ずしも満月でないこともあるわけで。

一昨年、昨年と、中秋の名月が満月となる年が続きましたが
今年でそれも最後。
次は8年後の2021年になるそうです。

すこし、振り返ってみてください、この3年間を。
「変革」だの「変容」だのアチラコチラで目にしたと思います。
その集大成(?)とも言えるような
満月が今年でもあるのでしょう。

少しずつ変化した方、
このところ一気に変化した方、
あまり変わりがない方、

色々だとは思うのですが
3年前と寸分も変わっていない方はいらっしゃらないと思います。
ホンの少しの変化であっても
自分の中で感じるものがあればそれで構わないのではないかしら?
私は、そう思っています。

さて、本題の満月の流れですが…。

多分、この前の新月からの2週間、
単純な書き方をすると
「しんどい」
想いをされた方が多いと思うのです。

それは精神的なものかもしれませんし
現実的な、肉体的なものかもしれません。

そしてそれによって
自分の中の芯である真を垣間見た方もいらっしゃるでしょう。

それは人によっては驚くような
可愛らしいものかもしれませんし
果たして光が差すゆとりがあるのか、と思えるような
闇なのかも知れません。

ですが、
「そんな部分も含めての自分自身」ということを
受け入れることによって
宇宙や森羅万象の一部である自分自身を感じ
人間ではどうしようもないほどの
深い愛を基として営みの一部を担っていることを
感じることが出来るのだと思います。

小難しいコトを書きましたが
要するに…
深い愛を感じることによって、
大好きなアノ人やコノ人も愛せるってことです♪(…多分w)

そして今までずっとずっと見たくないと
蓋をしてきたもの、
逃げてきたもの、
これらは自分を傷つける外からのもの、ではなく
他ならぬ自分自身の一部でもあったのだと
気付くことになるかもしれません。

それでも、それらを含めての自分自身。
自分自身という子供を愛せるのは
自分自身という母しかいません。

自分自身と向き合う
変革
変容

これらは全て上記のような
様々な自分自身を愛するという
懐深く、大きい過程の中で起こる。
そんな満月になるのだと思います。

この満月から新月にかけての吉方位:西・南・北

こちらの流れおよび方位は暦を元として
日本最古の占術と言われています「天津金木」で
導き出しております。
他の占術や気学などの方位とは一切関係がありません。
何卒ご了承くださいませ。

2013-09-18 | Posted in WhisperComments Closed