小雪 朔風払葉

小雪(しょうせつ)

寒さが進み、北国では雪が降り始める時季。
…とはいえ降り積もるほどではなくて
寒さもそこまでではないでしょう。

ちょっとした雪、だから「小雪」なのです。

旧暦十月のことを「小春」と言います。
十二月の頭くらいには
寒さを忘れる位に暖かな陽射しに包まれることがあります。
そんな日を「小春日和」と言います。

 

朔風払葉(きたかぜ このはを はらう)

朔風(さくふう)を「きたかぜ」と読ませています。
「朔」が北の方位を意味していることによります。

冬に北西方向から吹く季節風を北風、といいます。
北風は、日本海をわたるときに水分を持ち込み
脊梁山地にぶつかります。
それが日本海側で多くの雪を降らせるのだそうです。
そして山を越えた太平洋側では乾燥した風になります。
それが空っ風です。
「かかあ天下と空っ風」
こちらが名物なのは上州(群馬)です。

その北風で吹き落とされた木の葉が立てる
カサコソ…という音が、雨降りの音を連想させるのか、
吹き散らされた木の葉の姿を雨粒に見立てたものか、
木枯らしに吹き落とされる様子を
「木の葉雨」とか「木の葉時雨」と呼ぶことがあります。

これもまた、何とも素敵です。
1_行幸通り銀杏並木の紅葉

ずわい蟹
椎茸(しいたけ)

秋の味覚の代表とも言えるような
茸のなかでも日本の茸を代表するのが「椎茸」。
肉厚のどんこ、肉薄のコウシンなど
本当に様々な種類があるようです。

主役からお出汁まで
様々なお料理に大活躍する椎茸ですが
旬のこの時期でしたら
網焼きにしてお醤油を垂らして頂きたいですね♪

 

一首

淋しさもぬくさも
冬のはじめ哉

正岡子規

今回は昨日思い出した俳句にしてみました。
紅葉が過ぎると落葉となり
風の冷たさも合い重なって
なんとなく淋しさが募ります。
そして暖房や防寒具などの
ぬくもりが愛おしくて溜まらなくなります。
まさに「命のもふ」(笑)

それは明らかに冬の訪れを
教えてくれていますね。

 

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私が私を導けますように

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小雪 虹蔵不見

小雪(しょうせつ)

寒さが進み、北国では雪が降り始める時季。
…とはいえ降り積もるほどではなくて
寒さもそこまでではないでしょう。

ちょっとした雪、だから「小雪」なのです。

旧暦十月のことを「小春」と言います。
十二月の頭くらいには
寒さを忘れる位に暖かな陽射しに包まれることがあります。
そんな日を「小春日和」と言います。

 

虹蔵不見(にじ かくれて みえず)

虹を見かけることが少なくなるころ、です、
春の「虹始見」と対になっています。
夏のようにあまり虹を見かけることは
少なくなりますが、それ故に
時折見かけることが出来た時の印象は
夏のものより心に深く残るように感じます。

蔵、という字を使って「かくれて」と読ませるのも
なんだか大事に扱われているようで素敵です。

 

img_0072

九絵(くえ)
林檎(りんご)

「天井知らずに高値つく」
と、言われるのが「くえ」です。
旬は秋から春にかけて。
全体で1m以上もある大きなお魚で
大きくなるほど美味しいのだとか。

あっさりとした白身のお魚で
上品なお味です。

お刺身などでもいただけますが、
やはりお鍋でしょうか♪

 

一首

風寒み 今日もみぞれのふるさとは 
吉野の山の 雪げなりけり

九条良経 秋篠月清集。

吉野の山里は風が寒くて、
今日もみぞれが降っている。
きっと吉野の山の上は雪もようなのだろうなぁ。

 

京都市内でも私が住んでいるところと
北の方では随分とことなります。

私のところで雨だとしても
上賀茂神社さまあたりでは雪だったり…。

今ではどこでも暖房が聞いていて
ぬくぬくなのですけれど
ちょっとしたことで地形や
それに伴う気候の差を感じることは
都会でも可能なのではないでしょうか。

 

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立冬 金盞香

立冬(りっとう)

立冬とは、冬の始まりです。
秋分と冬至のちょうど中間。
昼夜の長さを基準に季節を分けるとすると、
この日から立春の前日までが冬です。

山にも里にも街にも冬の気配が感じられるようになるころ。
所々で木枯らしや初冠雪の頼りも聞かれるようになり
風もいよいよ本格的に冷たくなってきますね。

 

金盞香(きんせんか さく)

「きんせん こうばし」
とも、読むようですね。 続きを読む 立冬 金盞香

立冬 地始凍

立冬(りっとう)

立冬とは、冬の始まりです。
秋分と冬至のちょうど中間。
昼夜の長さを基準に季節を分けるとすると、
この日から立春の前日までが冬です。

山にも里にも街にも冬の気配が感じられるようになるころ。
所々で木枯らしや初冠雪の頼りも聞かれるようになり
風もいよいよ本格的に冷たくなってきますね。

 

地始凍(ち はじめて こおる)

大地が凍り始めるころ。
霜が降り、氷が張り、季節は冬を迎えます。

こおる
という字は「氷」と「凍」と二種類あります。
凍るは水以外のもの
氷るは水が氷になることを言います。

言語の系統としては、氷と崩れるは同じで
いずれも一過性のものを言うそうです。
それに比べて凍は「凍土」などのカッチカチなもの。

 

窓に出来た氷

毛蟹(けがに)
菠薐草(ほうれんそう)

別名はズバリ「冬葉」と呼ばれるほどの
ほうれん草。
冬野菜の代表ですね。
旬である冬のほうれん草のビタミンCは
夏の三倍ほどと言われています。
旬は11月から1月。
これからの時期はお鍋にも大活躍ですね♪

 

一首

天の原 空さへさえや渡るらむ
氷と見ゆる 冬の夜の月

恵慶法師、拾遺集242番

天の原と呼ばれる広大な空さえ
一面冷えきっているのだろうか。
まるで氷のように見える冬の夜の月だ。

 

まさに暦通りの冷え込みの厳しい朝となりました。
昨晩見た月はまさにこの歌のように
冴え冴えと夜空に輝いていたのでした。

夜空に見える星座もすっかり冬のものとなりましたが
空気も澄んで、夜空を見上げるには
最適な季節となりました。

暖かくして、空を見上げる時間を
ちょっとだけ増やしても良いかもしれませんね。

 

立冬 山茶始開

立冬(りっとう)

立冬とは、冬の始まりです。
秋分と冬至のちょうど中間。
昼夜の長さを基準に季節を分けるとすると、
この日から立春の前日までが冬です。

山にも里にも街にも冬の気配が感じられるようになるころ。
所々で木枯らしや初冠雪の頼りも聞かれるようになり
風もいよいよ本格的に冷たくなってきますね。

 

山茶始開(つばき はじめて ひらく)

ひらがなでは「つばきはじめてひらく」と書いていますが
山茶は椿(つばき)ではなく山茶花(サザンカ)のこと。
椿と山茶花は、同じツバキ科ツバキ属なのですが、
椿は12〜4月、山茶花は10〜12月が花期です。

椿の花は首からポトンと落ちるのに対して、
山茶花は一枚一枚はらはらと散ります。
葉も、椿にはギザギザがありませんが、
山茶花はギザギザです。
一番の違いは、
椿には芳香がありませんが、
山茶花は独特のニオイがします。

何ともややこしいですが古来中国では
ツバキ科の花を総称して「山茶」と呼んでいたようです。

 

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鮃(ひらめ)
温州みかん

透き通った白身が芸術とも思える美しさの
ひらめ。
その美味しさは昔からご馳走だったようです。
旬は9月から12月。
お刺身は極上品であり、
えんがわは食感も甘味も文句のつけようがありません♪

 

一首

おき明かす 秋の別れの 袖の露
霜こそ結べ 冬や来ぬらん

藤原俊成 新古今和歌集

起きたままで夜を明かし、
秋との別れを惜しんで袖に流した涙の露が、
今朝はもう霜となって氷っている。
冬が来たのだろうか。

え…そんなに朝冷えこんだの!?
と、現実的なことを考えてしまいますが
まさにまさに立冬前の節分に夜明かしをして
詠んだ歌ですね。

憂いを含んだ秋を吹き飛ばす程の
清冽な美しさを湛えている冬の訪れ。
霜となるほどのその冷え込みすらも
風流なものと捉えたのでしょう。

…いや、捉えざるをえないほどの寒さだったのでしょうね。

霜降 楓蔦黄

霜降(そうこう)

霜降とは朝夕がぐっと冷え込み
霜が降りるころのこと。
山の方からはじまり12月になると平野にも
霜はやってきます。

農作物には大敵。
そろそろ冷え対策も必要になってきますね。

 

楓蔦黄(もみじ つた きばむ)

今では「かえで」と読んでいる楓ですが
もみじ、と読んでいます。 続きを読む 霜降 楓蔦黄

懐紙のススメ

今朝はタイトルそのものの内容です(笑)

お茶を学んでいらっしゃる方にはお馴染みの
「懐紙」

ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんね。

IMG_3788

↑このようなものです。
解りやすく言えばA5サイズくらいの和紙を
半分におってあるもので、無地や写真のような
模様があるものなど様々です。

現在では会石料理の改まったお席やお茶事などで
使われる方が多いかも知れません。

用途としては
お皿の代わりに、残ったお菓子を持ち帰る包み紙の代わりに
ペーパーナフキンの代わりに、ポチ袋の代わりに、と
実に様々です。

「いやいや、日常生活で改まった席はないですし…」

そうなのですw
なので私は普段はメモとして持ち歩いています。

IMG_3784

こんな感じで懐紙入れに懐紙を2種と
丁度良い長さのペンと、付箋も入れたりして。
「あ!これはちょっと、書いておかないと…」という時、
意外とあるのですよね。
そんな時に本当にオススメです。

日本のものですから、
当然季節を反映させたものもあります。
1枚目の写真の上の懐紙は
桜の模様がエンボス加工されているもの。
これからの時期であれば紅葉が散らしてあるのも素敵♪

一度に全部使い切れる訳ではないので、
ヤケ防止に使わない分や新しいものは箱にいれて保管しています。

IMG_3789

続きを読む 懐紙のススメ

霜降 霎時施

霜降(そうこう)

霜降とは朝夕がぐっと冷え込み
霜が降りるころのこと。
山の方からはじまり12月になると平野にも
霜はやってきます。

農作物には大敵。
そろそろ冷え対策も必要になってきますね。

 

霎時施(こさめ ときどき ほどこす)

「霎」滅多にみない漢字ですよね。
雨+妾 で「しょう」「そう」訓読みですと「こさめ」「しばし」と読みます。
「しぐれ」と読んでいることもあるようです。 続きを読む 霜降 霎時施

霜降 霜始降

霜降(そうこう)

霜降とは朝夕がぐっと冷え込み
霜が降りるころのこと。
山の方からはじまり12月になると平野にも
霜はやってきます。

農作物には大敵。
そろそろ冷え対策も必要になってきますね。

 

霜始降(しも はじめて ふる)

霜が始めて降りる頃のことを言います。

「霜降」と書いてありますが 続きを読む 霜降 霜始降

寒露 菊花開

寒露(かんろ)

寒露とは露(つゆ)が冷たく感じられてくるころのこと。

暦の上では秋の長雨が終わり、
いよいよ本格的な秋の始まりです。
この頃になると五穀の収穫も盛んに行われます。

露が冷たい空気と接し、霜に変わる直前で紅葉が濃くなるのだとか。
また、空気が澄んできて夜空の付きも冴え冴えと見えるころですね。

また9月9日の重陽の節句は菊の節句。
新暦のころは全く…と言って良いほどの菊のきの字もありませんが
旧暦の9月9日となりますと大変美しく咲き始めるでしょう。
旧暦の重陽の節句は10月13日。
食用菊もたくさん出ているでしょうから
花片を浮かべて一献いかがでしょう?

 

菊花開(きくのはな ひらく)

菊の花が咲き始めるころ。
当初菊は薬草として奈良時代に中国から伝わったのだとか。
決して身近なものではなかったようです。
その証拠(?)に万葉集に菊を詠んだ歌はなく
秋の花の代表として登場してくるのが
古今和歌集あたりから。

そして、この頃になると
やっと「菊の節句」の実感が出てきますね〜(笑)
そう、本日はその旧暦9月9日!
どんぴしゃで季節も移り変わりました。

 

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はたはた

秋田の郷土料理に欠かせないお魚が
はたはたです。
白身には何とも言えない旨味があり
玉子にはコクがあって、ぶりこと呼ばれます。
旬はそのぶりこを持ち始める10月。

魚醤は、はたはたを塩漬けにして発酵させたもの。
お鍋などの調味料とした大活躍ですね。

 

一首

秋の菊 にほふかぎりはかざしてむ
花より先と 知らぬわが身を

紀貫之 古今和歌集276

秋の菊が輝くように映えているうちは冠にして愛でていよう。
花より先に死ぬかもしれない我が身だし。

菊の花は時間が経つと色が変わっていきます。
その移ろう間も愛おしいと思って冠にさした、という
ことなのですけれど
その移ろう時間、紀貫之さんは
何を想って詠んだのでしょうね。